2019-01-05

脳回路の仕組み5 観念機能

脳回路の仕組み5-観念機能jpg

しかし、内識→外識とある音声(単語)をつなぐ専門回路を形成するのは容易なことではない。何回も何回も反復させないと、その永久回路は形成されない。そして、新しい言葉(単語)etc.で反復が不充分な場合は、永久回路の形成が不完全なので、思い出すのが困難になる。

とは言え、新概念などは、内識発で既存の3つ前後の言葉を通って新概念の直結回路を作れば、思い出すのは割と容易である。その場合、大脳内には既単語と新概念を直結する回路が形成される。そして、そのような回路が豊かなほど、言葉を操る能力は上昇する。

但し、言葉そのものはあくまでもデジタル記号でしかなく、本能中枢の内識→外識を駆動させない限り、言葉自体は何の意味も持たない。

脳回路の仕組み5-専門回路

又、英語などの新しい言葉を吸収するためには、赤ん坊と同様にゼロから直結回路を形成してゆくしかない。この場合、既存の日本語を媒介にしていると、スピードが遅すぎて会話についてゆけないだけではなく、直結回路の形成が疎かになり、捨象されてしまう。従って、あくまでゼロから(聞いて、真似して、しゃべるを繰り返して)英語脳を形成してゆくことが、外国語を吸収する唯一の道である。

 

◯記憶は存在しない

小脳上に形成された、例えば自転車に乗るという専門回路は、現在形において作動している回路であり、それを指して「記憶」と呼ぶ必要は全くない。同様に大脳上に形成された専門回路も現在形において作動している回路であり、それを指して「記憶」と呼ぶ必要は全くない。あるのは、現在形において作動する専門回路=直結回路だけであり、記憶回路など脳内のどこにも存在しない。

実際、過去の全ての情報は(周波数の変化etc.)無限大であり、それを記憶として蓄積する事など不可能である。現に、脳内のどこにも記憶を蓄積している場所などない。つまり、記憶は存在しない。

先ほど、つい「忘れる」という言葉を使ったが、正しくは「再現できない」≒「不明である」≒「分からない」と表現すべきであろう。同様に「憶える」という言葉も、正しく「反復する」と表現すべきである。要するに、反復すれば使えるようになるし、反復しなければ使えないというだけのことである。

「記憶」という言葉は、脳に関する人々の判断を大きく誤らせ、事実の追求の妨げとなる。従って、記憶(する)という言葉は焼却して、反復(する)という言葉に代えるべきである。

 

◯意識とは何か

脳回路の仕組み5-意識とは何か

・どうする?発の探求機能(大脳)が生み出すのは(意識というより)認識。それこそが、人類の命綱。

・共認(内容)は、意識と認識の両面を持つが、意識寄り。

・認識は魚→哺乳類→サル→人類と増大。従って、認識力こそ適応力上昇の最強の武器

 

 

 

(岡田淳三郎)

 

 

 

List    投稿者 seibutusi | 2019-01-05 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

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