2016-08-11

意思とは、ソマチッドが作り出す適応本能上の潜在意識

何かを成し遂げようとするとき、『こうありたい!』という明確で強い意思があれば、思い描いたとおりになる可能性が高くなる。反対に、この意思無しに、何かを実現できる可能性は小さい。つまり、実現の意思は、実現可能性の高い収束先を探し当てていることになる。

そうすると、意思とは、可能性収束先の探索シミュレーション機能ではないか?

つまり、意思1

まず、なんでも行動で試すのではなく、感じ取れるさまざまな可能性について、(潜在)意識のレベルでの試行錯誤を行う。

次に、その中でもっとも可能性の高いと予測できる収束先に絞って、現実の行動をとる。

この機能により適応可能性を上げている。

写真はここからお借りしました

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Paramecium caudatum - gefüttert mit gefärbten Hefezellen

これは、生物進化の原理とかなり近い。

それは、無作為な突然変異から偶然外圧適応を実現するわけではなく、いくつかの可能性を察知し、その方向に沿って進化するからだ。

たとえば、一見意思とは無関係に見える単細胞生物でも、その進化の過程は、外圧に規定されたある方向性の中で進化することで適応確率を上げている。

 

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そう考えると、たとえばネズミが迷路実験で『現実の行動』において試行錯誤を行い、その結果、正しい道筋を学習するという解釈もおかしいのかもしれない。

意思3

なぜならば、先に述べたように、単細胞時代から可能性収束先を絞ったうえで行動することで適応確率を上げているのであれば、可能性の無い方向性は、行動の前に切り捨てられているからである。

よって、ネズミの迷路実験においても、現実行動に入る前に、可能性の高い方向を見定めるというシミュレーションを行い、

そこで絞られたいくつかの可能性について、現実行動をとり、さらにその状況を記憶しフィードバックを行っているのだろう。

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このようなシミュレーション機能は観念動物の人間に限られたものであるように誤解されることが多いが、単細胞レベル以前の、生命誕生段階のソマッチッドレベルから、可能性収束先の探索シミュレーションを行っている可能性が高い。

なぜならば、人間以外も、どのような現実行動をとるのが生存確率が高いのかを、行動を行う前に決定=判断する意思をもっていると考えたほうが、下記の植物などの意思や、植物と人間の交信などの現象を説明しやすいからだ。

たとえば、『生物は意思(意識)された方向に進化する。~【万物に意識がある】』における植物と人間の交信が行われているのも、両者に共通のソマッチッドレベルの意思が介在していると考えられ、

それを媒介にするのは『生物にとって磁気とは何か? その2(生体内部の世界にも磁場の脈動が満ちている)』に示された、万物の共通の存在基盤である、宇宙に充満する微細磁場であるという説明が可能になるからだ。

ところで、ソマッチッドレベルの意思とは何なのか?

まず、専門特化した固定的な機能しかない一般本能では、きわめて有機的な機能が求められる、可能性収束先の探索シミュレーションは担えない。また、極小のソマチッドの段階では、その後の生物が獲得したきわめて大型の一般本能回路は無い。

よって、それを担っているのは、どんな未明の状況でもひたすら適応しようとする、より根源的な適応本能ということになる。そうであれば、ソマチッドは適応本能の塊であるといえる。

そうすると、適応への意思とは、ソマチッドなどが作り出す適応本能機能上の意識で、生物に普遍的に存在するものであるといえる。それは、 現在でもその後の進化した生物の体内に存在し、その生物の適応可への意志の起点になっている可能性が高い。

これと人類が今まで意思と呼んでいたものの違いは、言葉にならない適応本能上の意識(潜在意識)を、共認回路⇒観念回路を通して言語化=覚醒したかどうかにある。

つまり、意思とは適応本能による可能性収束先の探索シミュレーションが生み出す意識で、それは、進化したその後の生物の意思にも、潜在意識レベルで影響を与えている。

これらの意識は、微細電磁波の交信によって、宇宙も含めた外界や他の生物と交信・共感することができ、未来予測も可能にするものである、といえるのではないか?

そうすると、人類が何かを実現しようと思えば、顕在意識で照準を絞り込む=明確な意識を持つという従来の方法では実現できず、観念停止してから潜在思念で適応本能が可能性を感じた部分を掴み取り、それを言葉化して顕在意識に固定するというプロセスが重要になってくることがわかる。

 

List    投稿者 sinsin | 2016-08-11 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 

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