2014-02-16

【重力とは、電子や陽子に起因する非常に弱い電場力が時空を歪めた結果、生じる現象である・・・①】

「重力とは、何か?」を解明するために、「重力に関りのありそうな事象」を収集し、それらを統合することによって一つの仮説を提起したいと思います。
その前に、多くの方々が思っている「重力=万有引力は「質量」から生み出される力である」を再考してみましょう。
ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E6%9C%89%E5%BC%95%E5%8A%9Bより
>ニュートンは、太陽を公転する地球の運動や木星の衛星の運動を統一して説明することを試み、ケプラーの法則に、運動方程式を適用することで、万有引力の法則(逆2乗の法則)が成立することを発見した。
>これは、
『2つの物体の間には、物体の質量に比例し、2物体間の距離の2乗に反比例する引力が作用する』
と見なす法則である。
「万有引力は、「質量」から生み出される力である」と多くの人が信じていますが、万有引力の『2つの物体の間には、物体の質量に比例し、2物体間の距離の2乗に反比例する引力が作用する』には、質量が万有引力を生み出すというようなことは一切表現されていない。単に「二つの物体の質量と距離で引力の大きさがわかる」ということのみです。

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○事象①
弱い力も電磁気力も「電荷」が生み出した力です。
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http://www.nippon-new.com/graviton4.htmlからお借りしました。
○事象②
重力は、電磁気力、弱い力、強い力に比べてきわめて小さい。
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http://www6.ocn.ne.jp/~aber7/new_page_44.htmからお借りしました。
○事象③
万有引力:「質量」の積に比例し距離の2乗に反比例
電気力 :「電気量」の積に比例し距離の2乗に反比例
磁気力 :「磁気量」の積に比例し距離の2乗に反比例
これらの式は非常に相似性が高い。これから想定されるのは、「源泉は全て共通ではないか」ということです。そこで「力」と「共通のもの」という視点で探ってみると
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○事象④
時空に影響を与える存在は「電荷→電場」、及び「電荷→電場(加速度変位)→磁場・電磁場」しか見つかっておらず、電場がその根底に存在している。
→電荷、電磁波については、http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2013/09/001394.html参照
 磁場(磁石)については、http://www.seibutsushi.net/blog/2011/10/001220.html参照
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○事象⑤
重力によって、作り出した時空の歪みが電磁波や物質を引き寄せている。
→重力が時空をゆがめている事例は、http://www.seibutsushi.net/blog/2013/09/001420.html参照して下さい。
また、ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%81%8C%E3%81%BFより
一般相対性理論は、重力の正体を時空のゆがみで説明する。質量をもった物体があると、その周囲の時空は一種のゴム膜のようにゆがみが生じる。直線運動をしている物体にとって、時空が歪んでいると「直線」の定義自身が物体の方向に向かって曲がることになり、その結果、光さえも曲がって進むようになる。
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○事象①~⑤のまとめ
・事象①:四つの力の源泉は、電荷の可能性。
・事象②:重力は、他の3つの力に比べて非常に小さい。
・事象③:重力・電気力・磁気力の源泉は、電子・陽子の可能性が高い。
・事象④:時空に影響を与えるものは、電荷→電場しかない。
・事象⑤:重力によって時空が曲げられており、電磁波や物質をひきつけている。
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という仮説が導き出せます。
もう少し論理整合性の取れた仮説にするために、「重力発生メカニズム」にチャレンジしていきますが、今日は、ここまで。次回をお楽しみに!!!

List    投稿者 ka-syun | 2014-02-16 | Posted in ⑫宇宙を探求するNo Comments » 

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