2011-11-14

宇宙人はいるのか?パート2~「龍」を見た時、時が止まった!?(2)~

前々回からスタートした、「宇宙人はいるのか?パート2」シリーズ :D
     
詳しくはこちら
■宇宙人はいるのか?パート2~大事なことは、目に見えるものだけじゃない~」
■宇宙人はいるのか?パート2~「龍」を見た時、時が止まった!?(1)~
    
    
龍をみたことがある、リンゴ栽培の木村さん。
なぜ、そういった現象が起きたのか、検証の続きを行いたいと思います。
    
以下の様な仮説の元、検証を行います。
     
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龍はものすごいスピードで動いて、通常の人間の感覚では感知できないけど、この時木村さんは、それを感知できたのではないか?つまり、スローモーションの状態になっていたのではないだろうか?
かなりスローで捉えていたからこそ、向かってくるおじさんは、止まっている様に見えたのではないか?

     
この状況認識で見てみると、いくつか現象が起きていた可能性があるので、検証してみたいと思います
   
    
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<可能性②:スローモーション現象> 可能性①はこちら→リンク
      
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みなさん、自分が交通事故に遭遇する時、危機に瀕している時、「スローモーション」になったことはありませんか?
例えば、高い所から落下するとき、スローモーションになり、周りの風景が鮮明かつ詳細に見えたります。すごいスピードで落ちてくので、通常ではその風景を鮮明に捉えることは難しいのに、なぜかはっきりと見ることができるのです。
今回、「時が止まった」ように感じたのは、この現象が起きていた可能性はないでしょうか?
     

「スローモーション現象」とは?
    
これは別名を「タキサイキア現象」と呼ばれています。ギリシャ語で「頭の中の速度」を意味しています。通常、脳は、外界からたくさんの情報を受取っていますが、実際に処理している情報は限られています。
しかし、危機状況に直面すると、危機を回避するために、脳は通常より高速かつ大量に情報を処理します。(受取っている情報量は通常と同じです。)そのため、いつもより周りの風景は鮮明かつスローモーションになります。

      
この状態になるポイントは、「危機状況」に面すること。
      
これに、木村さんの状況を照らし合わせてみると・・・
       
木村さんは、ぼんやりと自転車をこいでいただけです。実際、龍を見終わった後、木村さんには何の外傷もありません。従って、危機状況に陥ったことはなさそうですね。
スローモーション現象は、「危機状況」に陥った時に起こるので、木村さんには当てはまらなそうですね。う~む :roll:
では、次の可能性を探っていきましょう。
   
    
<可能性③:ゾーン現象>
     

●通常では認識できない早さで動いている龍を見ることが出来た、りんごの木村さん。
●300キロで走っているときでもコース脇の看板が読めた、レーサーの片山右京さん。

   
この事象なんだか似ていませんか?
    
一流のスポーツ選手の中には、競技中に、じばしば、こういった通常では認識できないはずの状態を認識できたりすることがあります。それを「ゾーン体験」と言います。
   
   
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「ゾーン体験」とは?
ゾーン体験には、こんな事例があります。
■野球の川上哲治(打撃の神様)さん。かなり早い球なのに、「ボールが止まって」見えた。
■スピードスケートの清水宏保さん。(長野オリンピック500Mで)、スタートラインに立った時、「周りのすべての音が消えて自分の滑るコースが光って見えた」。
■一流のテニス選手。試合中、全てが流れるように進み、相手の選手の動きも面白いように分かった。風の動きや観客の声、審判の姿…。試合に100%集中しているにも関わらず、いろんなものが目に飛び込んできた。どこか別の場所から会場全体を見降ろし、自分の動きをコントロールしているかのような錯覚さえあった。

    
これらに共通しているのが、この時、競技者たちの心理には、全く不安や緊張などのストレス感情がないということなのです。
   
    
いったいどんなメカニズムで起こっているのでしょうか?
   
    
「ゾーン現象」のメカニズム
    
その秘密を解く鍵は「無意識の情報処理」にあります。
私たちは通常、いろんな情報をキャッチしています。さまざまな情報が常に五感を刺激しています。
しかし、全ての情報を「意識的」に処理できているわけではありません。私たちが意識的に処理できる情報には限界があり、多くの情報は、無意識的に処理されています。
この無意識の処理を瞬時に行い、体の動きと連動させると、通常以上の身体能力が生起します。
   
例えば、スポーツをしている時は、ボールの高さや速度、チームメイトの動き、風や湿度の状態、力の入れ加減、走る速度etc、自分の内部と外部の状況など、大量の情報を感じ取っています。
しかし、この時、不安や緊張などのストレス感情があると、その情報を処理することに脳は支配され、身体能力に結びつく情報の処理が少ししかできなくなってしまいます。
逆に、ストレス感情がひき起こす余計な情報処理を少なくし、身体感覚に極度に集中できると、体が直感的に動くことができ、的確で素早い「いい動き」が現れます。これが「ゾーンです。まさに、心と体が究極的に統一した状態なのです。
   
その時、体の状態は、どうなっているのでしょうか?
     
不安・緊張などのストレス感情を感じている時は、心拍数は速くなったり、遅くなったりして、心拍リズムが不規則になります。
反対に、ストレス感情から解放されて、集中できているときには、心拍数は、速くなったり、遅くなったりを安定的に繰り返し、心拍リズムは非常に規則的な波を描きます。この状態は、レゾナンス(resonance)と呼ばれています。
心拍数が上昇するということは、自律神経系の交感神経が高まり、体が緊張することであり、心拍数が下降するということは、副交感神経が高まり、体が弛緩(リラックス)するということです。
つまり、レゾナンスは、「体」を緊張させる交感神経の働きと、「体」をリラックスさせる副交感神経の働きが、交互に一定のリズムで繰り返している状態といえます。言ってみれば、アクセルとブレーキの動きがコントロールされ、一定のスピードを保っている、というような状態です。
    
レゾナンスとは「共鳴・同調」という意味ですが、レゾナンスに入ると、心拍リズムだけでなく、自律神経、循環器、脳神経など、私たちの生理機能の多くが、同じリズム(約0.1Hz=10秒)で同調することがわかっています。そして、この状態では、集中力・注意力・判断力・反応力が高まります。
参考:(http://www.zone-training.jp/zone-mechanism.html)
   
つまり、「ゾーン現象」とは、不安や緊張といったストレス感情を少なくすることで、身体感覚を高度化し、集中力・注意力・判断力・反応力を高めることなのですね :D
この「ゾーン現象」が起こるかどうかは、どれだけ「リラックス状態」を作り出せるかにかかっていますね
   
    
これを木村さんの場合に、当てはめてみると・・・
     
木村さんの場合、ボーっとしながら自転車をこぐという単純な動きの中で、かなりリラックス状態になっていたというのは、考えられないでしょうか?
かなり、リラックス状態になっていたからこそ、身体感覚が開かれ、通常では認識できない早さで動く龍を目撃することができた。
そういった仮説が成立しそうかなと思いました。
あくまで、まだまだ仮説なので、他にも「この説は、どうか?」というのがありましたら教えて下さい :D

List    投稿者 miwa | 2011-11-14 | Posted in ⑬宇宙人・スピリチャル2 Comments » 

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コメント2件

 あれっくちゅ。 | 2013.09.21 7:49

ご無沙汰してます。(私のブログは現在休止中)
アインシュタイン、その光と影 3にコメント欄がなかったのでこちらで失礼します。
宗教家は時間も神が創ったといい、物理学者はビッグバン以前は時間が無かったといいますが、
とても不思議でした。
ところが最近ヒッグス粒子のニュース解説で、ヒッグス粒子が無ければすべての素粒子は光速で移動し続けるということを聞いて、やっと理解できました。
理解しやすいので単位にについて考えると、
時間の単位は基本単位で、また距離も基本単位、
速度は組み立て単位が当たり前だと思っていますが、
実はこの順番が逆で、ます光速があって、これがすべての基本で、距離というか空間があって、それで時間が生まれるていうか光速あっての時間っていうか。
人間にとって、というか特に日本人は時間は絶対という感覚ですから理解しずらいですよね。
これで説明になってるかな?

 管理人 | 2013.09.25 18:36

コメントありがとうございます>あれっくちゅさん
おっしゃっている意味、理解できます。もし小学校から光速を基本単位とする教育が施されていれば、アインシュタインの理論はもっと理解しやすいだろうと、私も思います。
ただ、時間と位置を前提にするニュートン力学を最初に教えるのは、日本だけではないようですし、アインシュタインも含めて、「今求められている知とは何なのか?」が混沌としてきているのではないでしょうか。
この問題の根本には、西欧に依拠した現代の教育体系全体を見直す必要が顕在化し始めたのではないかと感じています。

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