2011-07-15

今週の福島原発(7/6~7/12)~ストレステスト/植物の浄化作用/微生物の浄化作用

今週も福島原発について最新情報を報告します
●一週間の動き
今週一週間の福島原発の動きをNAVERより引用
 
7/5 3号機に窒素注入準備
出典日本経済新聞
7/6 1号機の原子炉建屋を覆うカバーの土台を搬入
出典FNNニュース
7/7 窒素封入の現場確認作業を失敗
出典日本経済新聞
7/8 原子炉建屋1階に作業員が入り、窒素注入に向け調査・準備
出典NHKニュース
7/9 3号機の建屋へ窒素注入する配管の確認作業
出典MSN産経ニュース
7/10 薬剤漏れで汚染水処理停止、原子炉注水は継続
出典徳島新聞社
7/11 汚染水浄化装置、汚染水漏れ半日止まる
朝日新聞社
7/12 福島第一原発 汚染水浄化装置の一部で漏水 日テレNEWS24
汚染水浄化装置はこの間再びトラブルに見舞われ、効果が表れるののはもう少し時間がかかりそうです。しかし、汚染水はあふれ出始めないだろうか?
3号機の窒素注入に関する情報が続いており、原子炉の状況が気になるところ。
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●突然のストレステスト導入、いったいどんな思惑があるのか?
玄海原子力発電所の運転再開を巡る混乱が続いています。運転再開の方向で進んでいた海江田経産相と経産省の動きを容認していた菅総理が、7月5日に佐賀県知事の説得を求められると突然、ストレステストの導入を決定し、玄海原発再開を白紙に戻したのです。 
毎日新聞
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なぜ、菅総理はこのような動きをしたのか、ネット上の意見を紹介します。
 
鳩山由紀夫前首相「民主党がつぶれたって構わない」より抜粋

菅直人さんは、私が首相のときに副総理として、何度も「厳しい局面に立たされたら、別の大きなテーマを示せば、そちらに国民の目が向いて局面を打開できるんだ」と進言してきました。今も同じなのか、思い付きのように別の話をすっと作るのは上手です。 消費税やTPP、「脱原発」もそう。しかし、常に大きな本道を見ようとしない。政治はパフォーマンスではないのです。

 
全原発耐性テスト再稼働、突然「待った」◇首相「安全委に聞いたのか」 経産相「今さら何言っている」より抜粋

「首相は脱原発を掲げて8月に衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか」との臆測も広がる。

 
内閣不信任案のドタバタ劇2 ロスチャイルドに切られた小沢一郎より抜粋

内閣不信任案を巡るドタバタ劇を、国際金融資本家である「アメリカ = D.ロックフェラー = 石油・戦争利権」と「欧州 = ロスチャイルド = 金融・原子力利権」の覇権争いという軸で見てみる。市民運動出身の菅直人は、元々はロスチャイルド系であったかもしれないが、首相になってからのアメリカ盲従ぶりからは、ロックフェラー系の傀儡と言っていいだろう。

ストレステストは、表向きは老朽化した玄海原発の危険性に対して国のお墨付・九電のやらせメールの火消しとして登場したと思いますが、菅総理の強引な手法をみるに、背後の資本家との力関係や総理という権力への固執も感じさせる。
 
 
●植物による土壌洗浄
後、放射性物質がばら撒かれ、土壌汚染が深刻さを増しています。
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放射線拡散マップ  
 
土壌汚染に対して、
①表面土のすきとり
②土壌の入れ替え
③放射性物質を吸収する植物(ex.ひまわり、菜の花)を植える
④微生物による放射性物質浄化
といった対策があります。
 
①②は、放射性物質除去効果が高いですが、重機やトラックなどを調達するコストがかかり、大衆主導でやっていくには限界があります。
③④は、比較的簡易で大衆でも取り組めますが、効果が不明瞭です。
 
そこで、まず「植物」による放射性物質除去効果についてまとめていきます。
 
菜の花による放射性物質除去については、チェルノブイリに前例があります。
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菜の花リサイクル
 
 

 1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原発から約70キロのウクライナ北部ナロジチ地区。ソ連時代は小麦などの穀倉地帯だったが、事故による放射能汚染で農地の大半が作物栽培禁止区域となった。
 2007年、NPO法人「チェルノブイリ救援・中部」(名古屋市)が地元の大学などと連携し、汚染された農地約18ヘクタールで菜の花の栽培を開始。菜の花が成長過程で土中の放射性セシウムやストロンチウムを根から吸収し、茎などに蓄える性質を利用し、土壌汚染の改善状況などを調べている。
 地元の国立農業生態学大学のディードフ准教授によると、菜の花を植えた後の土壌で小麦を栽培したところ、収穫した小麦に含まれる放射性物質の量は、何もしていない場合の半分程度に抑えられたという。
 菜の花から収穫した菜種でディーゼル燃料を、茎や菜種の搾りかすからバイオガスをつくる実験も進めている。いずれも放射性物質は出ていないという。
ただ、菜の花も万能ではない。ディードフ氏は「水に溶けやすい性質の放射性物質(Cs137とSr90等)は吸収するが、それ以外の放射性物質は土の中に残り、完全な土壌浄化にはならない」と指摘する。
朝日新聞 2011/04/23 )

 
Devex japan 国際協力の求人・就職・転職・キャリアサポート 国際協力の求人・就職・転職・キャリアサポートより引用

気になるのは除染効果だ。河田氏は「チェルノブイリ事故からすでに25年が経過している。セシウムは土壌の粒子に固着していて、そう簡単には浄化できない。年間せいぜい1~3%の除染しかできず、時間がかかっている」と難しさを打ち明ける。これは言い換えれば、早く着手するほどファイトレメディエーションの効果が上がることを意味する。
※菜の花からディーゼル燃料を絞り取った残渣は低レベル放射性廃棄物として管理区域に処分しています。 参考

 
 
菜の花で放射性物質除去はできますが、収集できる量はそこまで高くないようです。
 
チェルノブイリと福島で状況は違いますが、菜の花を植えることにより農作物への放射性物質の量を軽減でき、少量であれ飛散した放射性物質を集めれることは、今後の福島復興のために必要ではないでしょうか?
農水省もすでに5月に実証実験を開始しており、8月中に検証結果をまとめ、農地の放射能汚染の回復に活用する計画を立てています。
 
今後の実験結果に注目していきます
 
 
●微生物による放射能除去の可能性
これからずっと続く放射能汚染と我々はどのようにつきあっていくべきか、(公式の政府発表やマスコミ報道では触れられませんが)「微生物」がひとつのキーワードになりそうです。
「微生物による放射能除去の可能性」について、様々な実験、実践の記事をいくつかピックアップします。
  
■微生物による土壌の浄化

無害化技術のひとつのポイントは、分解して作った化学物質を再び結合させて中和させ、無害化することです。放射性物質も分離によって、偏ったエネルギーであるα線だかβ線が出ているので、分離によってもう一方に生じた物質のエネルギーを当てることで無害化できるとか。
このほかにも汚染濃度や汚染規模、緊急度に合わせて、とりあえず汚染物質を凝縮させる方法とか、集めた物質をガラス状物質に固化して、いつまでたっても染み出ることが無いようにする技術とか、いくつもの方法があり、それを組み合わせることもポイントになるでしょう。
微生物は、現在一般に知られている以上に能力をもっています。たとえば、常温の元素転換も行っているわけです。微生物が有害なものを分解・浄化したり、ほかの元素まで作ってしまうほどの力には、これまでの常識を超えた驚くべきものがあります。

 
■『光合成細菌&乳酸菌』で放射能を浄化!(飯山一郎) 

放射能でさえエネルギー源として利用する『光合成細菌』という武器がある.
『光合成細菌』に活力(ビタミン・ミネラル・乳酸)を与える『乳酸菌』も大量にある.
この『乳酸菌』と『光合成細菌』のコンビが,放射能を無力化する!
約40億年前.地球上に生命が誕生した.その頃の地球は“地獄”だった.
地球の表面温度は200℃以上,原始大気に酸素はなく,硫化水素と炭酸ガスが充満していた.
空からは,強烈な放射線と紫外線が降り注いでいて…,“地獄”だった.
この“地獄”のなかで,地球最初の原始生命体は,誕生したのだ.
そして…,この原始生命体のエネルギー源は,なんと!放射線や紫外線だった.
放射線や紫外線をエネルギー源として摂取する原始生命体=微生物の子孫こそ,私が,いま,可愛がって育てている大量の『光合成細菌』なのである.
この大量の『光合成細菌』を使って,私は,関東平野の放射能を浄化する!


※参考:乳酸菌が放射能をバリバリ食べる!
 
■微生物を利用した発酵食品、味噌、塩
■微生物を利用した発酵食品が放射線障害から身を守る
 
 
■放射能汚染から身を守る為の知恵(塩・味噌)
 
 
■㈱高嶋開発工学総合研究所  
「複合微生物動態系解析による複合発酵を用いた放射性物質・重金属・有害物質等あらゆる物質に対する分解菌・分解酵素の現生と発現による分解消失」をテーマとする研究と実験。微生物がどのように放射能を分解しているのかは解明できていないようで・・・そのためか、インチキだという誹謗中傷がすごいらしいのですが。

2011.05.06 Friday 
微生物触媒による土壌の放射性物質分解消失実験開始します。http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=7 
福島県伊達郡川俣町、栃木県那須塩原市、茨城県行方市の3カ所で、「放射能汚染バイオ浄化機構」による放射性物質の分解消失実験を開始いたします。このプロジェクトの目的は、複合微生物の耐放射性細菌の微生物触媒による放射能汚染浄化(土地・水・農産物からの放射性物質の除去)実証実験を東日本大震災被災地で行い、広域での実用レベルでの放射性物質除去技術を実証し、被災地の復興の為に寄与することである。
ガイガーカウンターの数値が1500CPMから800CPMに
実験開始後約40時間で450~700CPMに減少
※参考:微生物で放射能を除去するプロジェクトについて

  
  
専門家の多くは微生物による放射能除去に懐疑的or否定的な見解が多いのですが、その理由は根拠が不明、メカニズムが不明ということのようです。
確かに、上記の例でも微生物がどのようなメカニズムで放射線or放射性物質に働いているのかは解明されていません。
普通に考えれば、生命過程が扱う化学的な反応のエネルギーに比べ、放射線など原子核レベルで起きる現象を起こすエネルギーは格段に高いので生命過程からは干渉不可能と言われます。
しかしそもそも(放射線の影響もそうですが)生命過程については、人間がまだ解明できていないことが山ほど在るはずで、分からないから否定するというのでは認識は進化しません。
一定の効果が事実として認められ、かつ害がないのであれば、実践的にも採用していくべき手法であると思われます。

List    投稿者 andy | 2011-07-15 | Posted in ⑪福島原発問題No Comments » 

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