2010-02-23

実現論勉強会シリーズ10:採取時代の婚姻様式

こんにちは。
本日は、実現論勉強会シリーズ第10弾 です。
今回は人類の婚姻様式について、一緒に勉強していきましょう
まずは、前回の復習から
・人類は解脱共認回路を命綱として生き延び、進化してきた。
・強力な外圧に晒されている時には、人類は解脱共認を母胎にして、その上に闘争系の共認を形成する
・外圧が低下すると、忽ち闘争(集団)収束力が低下して、時間さえあれば解脱充足を貪る様になる。
★解脱回路は共認の母胎であると同時に、麻薬でもあり、人類の最大の弱点ともなる。
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●生産様式と婚姻様式の変遷(採取、狩猟、牧畜)
1.5万年前、弓矢の発明によって、人類は外敵圧力を克服し、地上進出を果たしました。
しかし、外圧の低下によって、人類は弱点である解脱に収束し、集団の統合力が低下。。。
「解脱の中心である性欠乏をどう維持していくのか??」人類は、難課題に直面してしまいます。
そこで、人類はモグラ以来続く首雄集中婚婚に変わる新たな婚姻様式を模索していくのです
□極限時代-首雄集中婚
極限時代の人類は、原モグラ(哺乳類の祖先)以来続く首雄集中婚を形成。
チャネリングセックスにより、性の充足は集団内に伝播。
□採集、漁労部族-総偶婚(全員婚)、交叉婚
実現論前史 チ採取時代の婚姻様式より引用

東アジアの黄色人(モンゴロイド)をはじめとして、世界人口の過半を占めていた採集・漁労部族は、仲間の解脱収束→性欠乏の上昇に対して、皆が心を開いた期待・応望の充足を更に高める方向を
目指し、部族内を血縁分割した単位集団(氏族)ごとの男(兄たち)と女(妹たち)が分け隔てなく交わり合う、総偶婚規範を形成した(但し、氏族を統合している部族レベルでは首雄集中婚が踏襲されている事例が多いので、正確には上部集中婚・下部総偶婚と呼ぶべきだろう)。
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写真はこちらから
【参考投稿】
漁労・採取系民族における婚姻制の変遷

□狩猟、牧畜民族-上位集中婚、上位集中型婿入婚

それに対して、ヨーロッパの森林地帯に留まった白色人(コーカソイド)をはじめとする狩猟部族は、その狩猟という生産様式から、まだまだ強い闘争圧力を受けて強い集団統合力を維持し続けており、その結果、首雄集中婚の規範が長く残り続ける。しかし、外圧の低下によって次第に解脱収束が強まり、集団規模も拡大してゆく。そこで狩猟部族は、首雄集中婚を踏襲しつつ、首雄=族長という資格を一段下に拡張した勇士集中婚を形成していった(これは、女長老が采配する母系氏族の姉妹たち全員が勇士を迎え入れる、勇士婿入り婚とも言える)。
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写真はこちらから
【参考投稿】
漁労・採集系と狩猟・牧畜系の婚姻形態の違い


以上まとめると、
漁労・採集民族
外圧低い→男の能力の平準化→統合力▼⇒全員婚へ⇒集団維持の観点から交叉婚へ
狩猟・牧畜民族
外圧高い→上位の能力格差残⇒上位集中婚へ⇒集団維持の観点から上位集中型婿入婚

面白いですね :D
人類の婚姻様式は、外圧状況(生産様式・自然環境)の違いによって、大きく2つの系統に分かれるんですね。そして、生産様式・婚姻様式の違いが人類のその後の歩みを決定的に変えてしまうのです

●遊牧のはじまり~母系制から父系制への転換
□遊牧のはじまりと父系制への転換
定住型の牧畜では増え続ける人口を維持できない。自ら草地(家畜のエサ)を求めて移動していったほうが、数倍の家畜を飼うことができる。
★遊牧のはじまりの背後にあったのは、人口増加。
□父系制に転換するとどうなる?
最初は、定住牧畜の拠点(母系集団)から、男たちだけの小集団が遠征するかたちで、女はついていかなかった。
次に、遠征部隊はルートを拡大し徐々に拠点に戻らなくなる→別の拠点をもつようになる。すると、もともとは拠点にいた女も連れて行くようになる。つまり男集団の中に母系集団の女が入るというかたちに(女移籍のはじまり)。当然、そこで子どもも生まれる。
そして数世代後には・・・女はよその集団から嫁取りするというかたちに。
★人類は史上初めて、母系制から完全な父系制へと転換した。
□そうなると・・・集団統合はどうなる?
女たちは生まれ育った集団から移籍することになり、深い安心基盤は失われ、共同意識も低下する。
女が移籍する際は「持参財」(家畜)をもって行く。女たちは、この持参財の良し悪しや実家の家柄により評価されることになる(扱いが変わってくる)。したがって、この持参財は(意識上は)私有財産に近いものとなる。
私有意識(の卵)が芽生えた小集団は、集団全体のことを考えず、次第に自己中化し始めたのではないか?規範を破ったものは力による制裁を加えられだろう。力の原理で集団を統合した遊牧民族は、約6000年前、急激な乾燥化を引き金に、他集団へ略奪を開始する。

★遊牧発の父系制転換は、集団統合を「共認原理」から「力の原理」へと移行させた。
(このこと自体が、自然の摂理に反する自殺行為であった?!)
                
★集団全体(部族全体)が「力(財)」をいかに蓄えるかという私有意識に収束してゆく。
                
★そして約6000年前、急激な乾燥化による飢饉が引き金となって、ついに人類初の略奪闘争=戦争が始まった。
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List    投稿者 andy | 2010-02-23 | Posted in ①進化・適応の原理No Comments » 

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