2009-12-31

意外に知らない?トラの生態

今年も、もう間もなく終りですね。
そして、来年は、「トラ」年です :D
知っているようで知らない「トラ」の生態について今日は、紹介します
   
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以下のクイズに挑戦してみて下さい

.トラの住んでいるところは?
サバンナ?、砂漠?、森林?、湿地帯?・・
       
.集団or単独生活どっちでしょう?       
.他の猛獣(ライオン、ヒョウなど)がもっていない、トラの特技は何でしょう?

  
  
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どうでしたか
答えられましたか
     
ではでは、正解ともに興味深い生態をみていきましょう :D
     
      
.トラの住んでいるところは?
  
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(意外にも?)、 森林 に住んでいるんです
トラのあの独特の模様は、森林の中で体をカモフラージュするためなんです。
分布は、けっこう幅広く、中国,ロシア,朝鮮,インド,ネパール,ミャンマー,ブータン、バングラディッシュ、インドネシアに生息しています。
     
     
.集団or単独生活どっちでしょう?
単独生活が基本です。
発情期、育児期以外は一頭で生活します。
単独で生活できるということは、それだけトラが高い狩猟能力を持っていることなんです
オスとメスは両方とも縄張りを持ちますが、メスの縄張りはオスに比べると小さく、獲物となる生物の量が多いところを中心に比較的狭い範囲で行動します。
オスの行動圏はメスの3~4倍以上で、しばしば複数のメスの行動圏と重なる行動圏を持ちます。
    
    
.他の猛獣(ライオン、ヒョウなど)がもっていない、トラの特技は何でしょう?
   
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なんと、水泳が得意なんです 同じネコ科のネコは、水を嫌うのに、すごいですよね。
長距離を泳いで獲物を獲ることもあると言われています
しかし、長距離を走ることは苦手です
獲物を見つけると物陰に隠れて獲物に20メートル近くまで忍び寄って、機会を見て背後から飛び掛り一気に倒します。(ネコと同じですね)
発達した前足と肩の筋肉、鋭い鉤爪を使って獲物をしっかりと押さえ込みます。
メス1頭で8日に1回大型動物の狩に成功すれば足りると言われています。
大型動物を捕まえると獲物の周辺に留まり、骨と皮になるまで時間をかけて食べ続けます。
その他、生殖についてもご紹介します!
交尾期間は、住んでいる環境によって異なるんですよ
例えば、インドネシアなどの熱帯地方では一年中、インドでは雨期明けが交尾期で、多くは2月~5月に繁殖します。
シベリアなどの北方では11月から4月です。
なんと、発情している2日ほどの間に100回以上交尾するそうです
妊娠期間は100~108日、1回に2~3頭の仔を産み、授乳期間は3~6ヶ月、仔は体重約1キロ、生後4~8週間で母親について歩けるようになり、1年半から2年間母親と行動を共にした後、次第に独立します。
父親は子育てを手伝いません。母トラだけで育てます
「虎の子」と言う言葉がありますが、それは、トラは子供を大変大事に育てるから「虎の子」と言う言葉が生まれたのだそうです
何問正解しましたか?
3問全正解だった方は、トラマスターです
ではでは、みなさんよいお年を~

List    投稿者 miwa | 2009-12-31 | Posted in ⑨おもしろい生き物6 Comments » 

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コメント6件

 くまな | 2010.08.21 22:19

サルもいろんな環境の中で多様な進化をしてきたことが分かりました。次の人間につながるホミノイドの進化が楽しみです。
理解する上での単純質問なんですが、
>葉食、雑食の旧世界ザルは厳しい環境の中でも生息域を拡散させていったのではないでしょうか。
とありますが、中新世の地球寒冷化と旧世界ザルの生息域の拡散はどのようにつながっているのでしょうか。

 ジョッポ・ジート | 2010.08.21 22:30

>「優劣関係や血縁関係によって厳しく統制された社会」から「ゆるやかな優劣スタイル」まで、集団形成や行動面の特徴は、種間の違いでかなり変異がある。
たくさんの統合原理があるんですね。
でも、この多様性はどこから生まれてきているのでしょうか?

 JG | 2010.08.21 22:36

生物初心者です。素朴な疑問です。
人類は家父長制=父系が主流です。でも、サルの時代は母系。何らかの転換があったものと思いますが、人類の祖先であるサルが母系の集団単位となったのは何故なのでしょうか?

 andy | 2010.08.22 22:16

>くまなさん
中新生後期の寒冷化によって、ホミノイドの祖先も旧世界猿の祖先も食糧を求めてアフリカを離れ、アジア・ヨーロッパへ拡散しているようです。現存するホミノイドは、果実が豊富に採れる赤道付近にしか生存していませんから、アジア・ヨーロッパに拡散したホミノイドは絶滅又はアフリカに引き返したのでしょう。逆に雑食性(なんでも食べる)である旧世界猿は、拡散していった地域で食糧を確保し、生き延びたのでしょう。200万年前、10万年前の人類の拡散(=決死行)と相通じるものを感じます。

 のだおじさん | 2010.08.24 19:21

>たくさんの統合原理があるんですね。この多様性はどこから生まれてきているのでしょうか?
旧世界ザルが、熱帯雨林から乾燥地帯に拡散していく過程で、乾燥地帯のなかでも様々な環境に適応していきました。
新世界ザルや原猿、霊長類はに比べ、はるかに幅の広い環境に適応しています。
環境によって外圧が異なり、外圧に応じた多様な統合様式が生まれたのでしょうね。

 masamune | 2010.08.24 19:27

>JGさん
コメントありがとうございます。
そもそもの話、集団化した哺乳類は母系集団が主流です。
母系(成長したオスが生まれ育った群れを出て行く)のは、雄の性闘争の強さ+外圧に適応するのにその方が有利だからといえます。
詳しくは参考投稿をごらんください。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=150757
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=151162
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=151163

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