鍼灸治療

画像は、こちらからお借りしました。http://www.shiseido.co.jp/chui/remedy.htm
脳内血管が切れることでおこる半身麻痺、この症状に効果があると考えられる治療の一つには、東洋医学として伝統的に伝わる鍼灸治療があります。
そこで、今日は鍼灸治療の効能について紹介します。



中医学(中国伝統医学)では、治療方法として中薬(漢方薬のこと)と鍼灸・推拿(「すいな」と読みます。按摩のことです)があります。
中医学での脳血管障害後遺症の治療方針は
醒脳開竅(意識をはっきりさせ、五官(口・目・耳とか)をしっかり機能させる)
滋補肝腎(人間が生きるために必要となる源を充実させる)
疎通経絡(身体の各部が思ったように動かせるようにする)
鍼灸治療の効果は特に、3つ目の疎通経絡です。
>鍼を刺した刺激によって血行が促進され、その結果新陳代謝が活発になり、人間が元来持っている自然治癒力を増加させます。同時にそれは免疫力を強化させ抵抗力を付け、損傷した組織や器官の修復を速め、代償機能を発揮させるなどの生体エネルギーの強化につながるのです。つまり、ツボを刺激してツボ状態を改善する事は対応部分(障害をかかえた体内部)への自然治癒エネルギーを増大させ、病んだ部分に集中的に増大させた治癒エネルギーを向かわせるのです。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=89554
つまり、生体エネルギーを強化し、体全体の機能を促進させること、体のバランスを保つことに起点をおいているのが分かります。
このような治療を生み出してきた背景には、東洋医療特有の診方にも特徴があり、時代を貫く成功体験の積み重ねであることには間違いがないでしょう。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=88951
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おもしろいですね!
核分裂時、核膜を消失しないものがあることを、初めてしりました。
紡錘体って核膜を通過できるのですね。
ちゃんと受け入れるよう判別されているのでしょうか?