2007-05-03

現存する原猿の分布と生態

原猿のレポートが続いていますが、今回は、 『現存する原猿の分布と生態』をまとめてみました。 🙄
原猿⇒真猿⇒人類へと進化した当時の原猿とは、姿形や生態は異なるとは思いますが、原猿を知る上では参考になると思います。
その前にポチッとお願いします。
ブログランキング・人気ブログランキングへ
にほんブログ村 科学ブログへ

 にほんブログ村 科学ブログへ


現存する原猿は大別して、メガネザル科、ガラゴ科、ロリス科、ツパイ科、キツネザル科に区分することができます。(注:文献や学説によっては、更に細かく分けられています。)

%E9%AB%98%E7%94%B0%E7%94%A8.jpg

それぞれの原猿の特徴を箇条書きで記載すると以下のようになります。
メガネザル科/インドネシア、ボルネオ、フィリピン諸島などに生息/メガネザル一属のみ/ネズミ大の小動物/夜行性/体の割に大きな目を持つ/樹上生活/虫やトカゲを食べる/後脚が長く跳躍が得意で、枝から枝によく飛び移る。
ガラゴ科/アフリカ大陸に生息/ネコ大~ネズミ大/夜行性/虫やトカゲを食べる/長い後脚を使って跳躍する
ロリス科/インドネシア、ボルネオ島、フィリピン諸島、アフリカ大陸に生息/ネコ大~ねずみ大/夜行性/樹上生活/尾がごく短い/虫を好んで食べる/樹上を四足でゆっくり動く
ツパイ科/インド、ビルマ、マレーシア、スマトラ、ジャワ、ボルネオなど東南アジアの各地域に広範囲に生息/体の大きさは種によって様々/昼行性/主に昆虫や小型の脊椎動物を食べる/手足の指が非常によく動く
キツネザル科/マダガスカル島とその周辺諸島だけに生息/ネコ大~中型のイヌ大/大半は昼行性/植物食/絶滅に瀕している種多数/地上におりる種もいる


原猿とひとえに言っても、現存する原猿は体の大きさから生態まで様々あるようです。
以上、やっさんがお送りしました。
原猿を追求していく上で参考になれば幸いです。

List    投稿者 marlboro | 2007-05-03 | Posted in 4)サルから人類へ…No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seibutsushi.net/blog/2007/05/210.html/trackback


Comment



Comment