2006-10-24

卵胎生生物

進化の過程で生物は、より安全で確実な方法で子孫を残す方向へと進んできました。
子孫を残す方法を大きく2つに分けると「卵生」と「胎生」に分けられます。
「卵生」は、卵で子孫を残す生物です。
「胎生」は、母親が胎盤で赤ちゃんを育て出産する生物、つまり哺乳類です。
「卵生」から「胎生」への進化の過程で、その中間段階に位置する「卵胎生」という繁殖方法をする面白い生物達を紹介します。
「卵胎生」とは、本来は「卵生」である生物が、体内に卵を産み体内で孵化させるため、外から見ているとあたかも赤ちゃんを産んだように見える生物達のことです。魚類・爬虫類・貝類などの一部に、この様な生物達を見ることが出来ます。
熱帯魚として飼われている「グッピー」
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映画JAWSに登場する獰猛な「ホオジロザメ」
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生きた化石と呼ばれる「シーラカンス」
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蛇の王者の異名をもつ「ボア・コンストリクター」
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最大級のサソリ「ダイオウサソリ」
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「卵胎生」の生物を調べていくと、何故だか強そうな生き物ばかりが出てきて不思議ですね。
「卵胎生」の生物以外にも、「胎生」の哺乳類へと完全に進化しきれていない、途中段階の哺乳類で面白い生物がいるので紹介します。
■単孔類:カモノハシ
 哺乳類でありながら卵を産む。
 卵から生まれてきた子は母乳で育つ。
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■有袋類:カンガルーコアラ
 読んで字のごとく、袋がある動物。コアラやカンガルーなど。
 原始的な哺乳類で体重1グラムにも満たない未熟児の赤ちゃんを出産し、お腹にある袋の中で育てる。
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「卵生」の生物のように大量の卵を産んで強いものだけが生き残るという繁殖の方法から、「胎生」のように少ない赤ちゃんを胎盤で大事に育て、確実に子孫を残す方法へ進化する過程がどのようになされていったのか、「卵胎生生物」を観察すると良く分かります。進化の過程で、その中間段階にいる生物を観察すると何故、進化したのか?どのような背景がそこにあるのか?いろいろなことが見えてきて面白いですよ。
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List    投稿者 n1ce | 2006-10-24 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編No Comments » 

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