2021-04-27

発明家ニコラ・ステラと異星人通信

交流電流の実用化をはじめ、現代のわれわれの生活を支える科学技術に偉大 な業績を残してきた天才発明家ニコラ・テスラ。その異能の才ゆえか、彼の 人生、発明・研究には、数々の奇妙な逸話が伴いますが、近年、テスラ自身が記した”異星人通信”にま つわる驚愕の新情報が発掘されたようだ。

ニコラ・ステラ実験ラボラトリーでの実験風景(放電の下、椅子に座るステラ)

 

以下、雑誌「ムー 2021年5月」『異端天才発明家ニコラ・ステラと異星人の密約』(南山宏著)より要約。(写真は、Wikipediaより)
===================================================

ステラの発明品の数々
テスラはざっと挙げるだけでも発送電システム、交流電気モーター、テスラコイル、テスラタービン、回転界磁型発電機、遠隔無線操縦、プラズマランプ(蛍光灯やネオンサイン)、炭素電球、点⽕プラグ、エックス線撮影置などなど、もしこの世からそれが消えたらわれわれの⽇常⽣活が成り⽴たなくなるような、種々さまざまの実⽤性の⾼い必需品をたくさ発明している。

テスラコイルテスラコイル

その一方、テスラの偉⼤な業績を評価する専⾨研究者たちによれば、裏づけとなる確たる証拠こそないものの、テスラは⽂明の進歩発展どころか地球⽂明の破壊のほうにこそ⼿を貸しかねない、まさにSFを地でいくような危険な発明にも挑んだらしい。もっと具体的には、実⽤性の観点から⾒ればあまりに空想的すぎてほとんど都市伝説の部類に属する、いわゆる“ 殺⼈光線(デス・レイ)”や“⼈⼯地震発⽣機”といった究極の世界破滅兵器の精密な設計図までが、その1000件有余の特許件数の中には含まれているらしい。いや、それどころか⼀説にはエネルギー保存の法則に反さない“真の永久機関”の設計図さえ含まれている、という噂すら根強く流されているのだ。

地球規模の無線送電システム構想
発明の天才テスラが⽣まれながらに⾝につけていた発明の⽅法は、極めてユニークで個性的なものだった。後年⾃ら取材者に打ち明けたところでは、わざわざ図⾯や設計図などは⽤意せず、あらかじめ頭の中で組み⽴てて思考実験を繰り返しながらあれこれ修正を加えて完成させ、最後に必要な機材を揃えて実物を製作するというやり⽅だったという。

ウォーデンクリフ・タワー

ウォーデンクリフ・タワー(当時)

1901年、そのような発明⽅法で、テスラは⼤量の電気を有線(電線)ではなく無線で送る――しかも全地球的スケールでどんな遠⽅にでも送電できる壮⼤な⼿段を思いついた。巨大な テスラコイル で発生させた電磁波を用いて無線で送電を行う装置の構想で、ひとつの巨大な送電装置を地球上のどこかに設置することで、ケーブルを使わずに、地球上のありとあらゆる場所に電力を送り届けることが計画された。実際にニューヨーク州 ロングアイランドに「 ウォーデンクリフ・タワー」を建設し、実験も行ったが、。実験で用いた周波数が150 キロヘルツと低かったため、減衰が大きく、到達地点では微弱になりすぎ、これは実用化には至らなかった。無線送電実験は失敗に終わり、⽀援者のJ・P・モルガン財閥が、実現性に⾒切りをつけて⼿を引いき、その後はテスラも資⾦繰りがつかず計画は途絶えている。

テスラは異星人通信を傍受していた?
天才で奇人のテスラは、超常現象ジャンルで伝えられるさまざまな都市伝説があり、その中には、地球外文明人すなわち“エイリアン”にまつわるもの多く、異星人通信を傍受については、ステラ自身が主張している。

1901年、テスラは当時の有力週刊誌「コリアーズ・ウィークリー」に寄稿 したコラム記事の中で、前々年の1899年、コロラド州コロラドスプリングス にそのころ構えていた自分の実験所で、実際にエイリアン同士の“通信”を傍 受したと報告している。テスラは地球に挨拶の言葉を送ってきたエイリアンの正体を、恐らくは“火 星人”だろうと推測していた。

また、発明家のエジソンやイタリアのマルコーニも、同様に火星人との交信を目的に無線技術の進展を追求している。これも確かな証拠は残っていないが、マルコーニはその試みに成功したと主張している。

さらに都市伝説めいた話だが、ステラ自身が異星人だったとの報告もある。テスラに関する調査結果をま とめた『惑星間セッションズ・ニューズレター』と題するその元FBI極秘 文書全64ページが、2003年に機密解除されて、新しく一般公開されている。その中に、「テスラは(地球人ではな く)もともとは金星人だった」とか「宇宙人(スペース・ピープル)がわれ われ(FBI)に教えてくれたところでは、テスラは1856年、赤ん坊のとき にこの惑星に連れてこられ、現在ユーゴスラビアの名で知られる遠い山間の 土地、セルビアのテスラ夫妻の赤ん坊として育てられた」と記されているらしい。

===================================================

紹介した記事では、ステラと異星人との関わりを「都市伝説」のようなもの、と前置きしているが、フリーエネールギーとも関連する「無線送電システム」など、ステラの発明の先進性や独創性を考えると、一概に「都市伝説」と切り捨てることは出来ないんどえはないか。さらに、FBIそのものとエイリアンとのコネクション、アメリカ政府そのものとエイリアンとのコネクションの存在の情報もあり、何らかの宇宙人との接触が背景にあるのかも知れない。

また、最近では、トランプが、ウォーデンクリフ・タワーを完成させ。すでに3台が稼働しているとのネット情報が飛び勝っています。「都市伝説」のレッテルをつけることで、米政府が「宇宙人から得た超越した科学技術を独占し、コストのかからない動力源から永遠にエネルギーを作り出せるフリーエネルギーの存在を隠すため」(リンク)の可能性もありそうだ。

List    投稿者 seibutusi | 2021-04-27 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seibutsushi.net/blog/2021/04/6822.html/trackback


Comment



Comment