2021-04-16

生命はどの様に発生し、どう進化してきたか?そして人類は何処に向っているのか?

生命はどの様に発生し、どう進化してきたか?そして人類は何処に向っているのか?

生命を育んできた外部環境(宇宙)はどうなっているのか?

人類が絶滅の岐路に差し掛かっている現在、進化した未知の知的生命体(宇宙人)の存在がクローズUPされている。

そこで宇宙人に関しての以下の視点で関係する記事を調べました。

【宇宙共通の形態(螺旋構造:DNA~巻貝~銀河星雲)及び宇宙共通の物理法則(電気力・磁気力・光・素粒子)⇒ 宇宙人も含む生命体の本質】

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第3回:地球外知的生命体は存在するのか? (1/4) | 連載01 系外惑星、もうひとつの地球を探して | Telescope Magazine

特集:新たな地球探索の時代がやってきた。我々はどこから来て、何処に向かうのか?

【生命によって環境が変化してきた地球】

この宇宙に地球が誕生したのは、今から46億年ほど前だと考えられている。誕生直後の地球には生命はまったく存在しておらず、大気の成分も現在とはまったく違っていたそうだ。その地球に生命が誕生したのは、今から約40億年前。最初の生命がどのようなものだったのかは、まだよくわかっていないが、細菌のような単細胞生物だったはずだ。そのような小さな生物から、たくさんの生物が生まれ、地球上に広がっていった。

そして、人類が誕生したのが今から700万年ほど前だといわれている

地球の環境は、新参者のヒトの登場で大きく変わることになる。だが、地球の歴史を振り返ると、ヒトが登場する前から大きな変化はあった。誕生から20億年ほどの間は、地球の大気には、二酸化炭素、窒素、水蒸気がたくさん含まれており、酸素はほとんど存在しなかった。当然、その頃の地球には酸素を必要としない嫌気性(けんきせい)の細菌しかいなかった。だが、今から27億〜21億年前にシアノバクテリアが登場したことで、その構図が大きく変わることになる。

シアノバクテリアは、光合成によって酸素を発生させた初めての生物で、大繁殖することで、地球上に大量の酸素を放出し続けた。酸素は周囲の物質と激しく反応する性質をもっている。そのため、細胞を傷つけやすく、地球初期にいた嫌気性細菌にとっては毒に等しいものであった。シアノバクテリアからの酸素の放出により、海洋の表層や大気中の酸素濃度が上がってくると、これまでいた嫌気性細菌は住処を奪われ、深海へと追いやられていった。

その後、酸素に強い生物が登場し、地球全体に広がっていく。地球の酸素濃度の増加は、新たな生物を生みだす原動力となり、多細胞生物も登場した。4億年ほど前には、多くの生物が海中から陸上へと生息範囲を広げ、陸上の様子を大きく変えていった。

その変化をさらに加速したのが、ヒトの登場だ。ヒトは、器用な手で道具をつくり、言語で仲間とコミュニケーションをすることで、他の生物よりも優位に立ち、地球全体に生息範囲を広げ、気候や地形などに左右されずに様々な場所で生活を送っている。道具は時を経るに従い高度になり、今や地球の気候にも影響を与えてしまうほどになった。

ヒトと他の生物の大きな違いは知能だといわれている。ヒトは、大脳を大きく発達させることで、知能を獲得し、文明を築き上げた。知能とは何かを定義するのはとても難しい。車いすの天才物理学者として有名だったイギリスのスティーブン・ホーキング博士(1942〜2018年)は、以前、地球外知的生命体について意見を求められたときに、「地球上に知的生命と呼ばれるに値するものなど存在するのですか」と冗談を口にしたが、私たちは知能についてあまりよく知らない。最近では、ヒト以外の動物も知的な活動をしていることがわかってきたが、ヒトを含めて、知能がどのように誕生したのか、ヒトの知能はどのように保たれているのかということについても、よくわかっていないというのが現状だ。

そのような状況の中で、この宇宙の中で知的生命体を探すというのは、とても難しい。だが、この宇宙の中に数え切れないほどたくさんの惑星が存在するのであれば、その中には、地球のように高い知能をもった知的生命体が誕生した惑星があってもおかしくはない。現在、多くの天文学者が、この宇宙に地球外知的生命体が存在するだろうと考える根拠は、まさにここにあるのだ。

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宇宙人との遭遇、もう間近? 探査60年、中国も参入:朝日新聞デジタル (asahi.com)

・宇宙人はいるか? 電波やレーザーを受信する「地球外知的生命探査(SETI(セチ))」が米国を中心に60年続いている。宇宙人のメッセージは受信できていないが、近年は地球に似た惑星が次々見つかり、時間の問題だとする研究者もいる。

・生命が住める惑星は3億個

〇宇宙人は本当にいるのか?その存在を信じるに値する、5つの科学的理由

アメリカ国防総省もUFOに興味を示している

2007年、アメリカ国防総省が“Advanced Aerospace Threat Identification Program(先進航空宇宙脅威識別計画)”という調査プロジェクトを立ち上げました。

『ニューヨーク・マガジン』誌のウェブサイト「Intelligencer」によると、これは「通常、高速移動する未確認飛行物体が関連している、簡単には説明できない宇宙に関連する現象」を研究することが目的だったそうです。

この機密プログラムは、UFOと遭遇した報告書の調査をしていた軍事諜報部官ルイス・エリゾンド氏が責任者を務めていました。10年後に彼は国防総省を辞め、「ニューヨーク・タイムズ」紙に対して、プログラムの存在を認めています。また、2007─12年に年間2200万ドル(約25億円)の秘密予算を投じて実施されたとも報道されています。

・海軍のジェット機がUFOに遭遇している

2018年に解禁されたこの映像は、2004年に海軍のジェット機がUFOに遭遇したときのものです。映像の中では、パイロットが興奮しながら、「あれは何だ?」と高速で動く物体について問いかけています。

・オウムアムア:宇宙船か、それとも小惑星か?

ハーバード大学天文学部教授のエイブラハム・ローブ氏は、ちょっと信じがたいのですが、非常に興味深い仮説を発表しました。それは…「小惑星のオウムアムアは、実は宇宙人が送り込んだ探査機、もしくは宇宙船の残骸ではないか!?」と言うもの。

注)オウムアムアは、ハワイの言葉で「使者」を意味する。2017年10月、天文学者たちは超高速で移動する物体を観測した。その速度から、他星系から飛来したとしか考えられず、観測史上初めて太陽系外からの飛来天体と認定された。
関連記事:ハーバードの研究論文が「太陽系外からの『オウムアムア』は異星人の探査船の可能性あり」と発表

・数多くの太陽系外惑星

NASAの最近の発表によると、太陽系外惑星の数は現在確認できるだけでも数千にもおよび、技術が進歩して宇宙のもっと奥まで行けるようになれば、その数はさらに増えるだろう…とのこと。

つまり、確認できているだけでも何千もの惑星に対し、私たちはまだ足を踏み入れていない…というよりも、最先端の電波による視界にも入っていない惑星が無数にあると言えるのです。ならば、生命を維持できる環境の惑星がその中に含まれている可能性は、大いにあるわけです。

そう、誰もそうした太陽系外惑星に対し、「知的生命体は存在しない」などと言い切れるものではないのです。

だが、通常の岩石質天体ではないように見えた。というのも、オウムアムアは太陽の周辺で急激に軌道を変えて加速したのだ。彗星(すいせい)のようにガスやちりを放出していれば説明がつく動きだが、オウムアムアにガス噴出は確認できなかった。 また、この物体は奇妙な回転パターンを持っていることが、天体望遠鏡による観測で明るさが大きく変化することから推察された。明るさも非常に強く、明るい色の金属でできている可能性が考えられた。 こうした現象を説明するため、天文学者らは斬新な仮説を繰り出さざるを得なかった。ローブ氏は、「オウムアムアの特異性を説明するために考え出されたアイデアには、必ずこれまで見たことのないものが含まれている」と指摘。「それなら、なぜ造られたものだと考えてみないのか」と疑問を呈する。■光の力で航行? オウムアムアを間近にとらえた写真は存在しない。観測された特異性に適合する形状には、葉巻のような細長い形と、パンケーキのように平らで丸く薄い形があるが、ローブ氏はシミュレーション結果ではパンケーキ形が支持されていると指摘。恒星の光を受けて推進力を得るソーラーセイル(太陽帆)として、意図的に作られた物体だと考えている。 さらに、オウムアムアは太陽と遭遇するまで、近傍の恒星に対して「静止している」統計的にまれな状態だった。宇宙空間を高速で移動していたというより、むしろ「オウムアムアの視点」から見れば、われわれの太陽系がぶつかってきた格好だ。 「おそらく、オウムアムアは広大な宇宙にただようブイのようなものだった」とローブ氏は書いている。 天体物理学者イーサン・シーゲル氏は、米誌フォーブスへの寄稿でローブ氏を批判。「かつては尊敬を集めた科学者」だったが、自説で科学界を納得させることに失敗したため大衆に迎合するようになったと評した。 ローブ氏は、地動説を唱えて罰されたガリレオ・ガリレイと同じく、正説に疑義を呈した者を非難する学術界の「いじめ文化」だと抗議した。 暗黒物質(ダークマター)や多元的宇宙(マルチバース)の追究といった理論物理学の推論に比べれば、地球外生命の探索のほうがはるかに常識に近いとローブ氏は主張。天文学の新分野として、地球外生命体の生物学的・技術的な痕跡を探す「宇宙考古学」を提唱している。

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List    投稿者 seibutusi | 2021-04-16 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

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