2020-04-17

データから見る新型コロナウィルスの影響力

 

世界画像は、こちら、よりお借りしました。

致死率(死亡数/感染者数)だけの増大を取り上げ、意図的に大騒ぎするマスコミ。しかし、過去の致死率との比較も解説していないし、実態の被害の大きさを示している、死亡率(人口に対するその感染病の死亡者数)も比較していない。

本来、新型コロナウィルスの影響度を測るには、死亡率も含めて、過去の被害と同じ種類の比率で比較するのが事実に即した分析になる。そして、毒性を示す死亡率と、伝染しやすさを示す感染率が有効な指標になる。

そこで、各種の公表データから新型コロナウィルスの影響度を追ってみた。その際に、現在のコロナウィルス調査そのものバラツキや、比較データの年代の多少のズレや不正確さはあるが、単純化して比較を行った。

その結果は、影響度のオーダーを読みとるには利用価値は高く、現在の新型コロナウィルスの影響力と比較すると、桁数が異なるほどの差が出ている。

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Ⅰ.日本国内での新型コロナウィルスと他の疾病との関係

 

コロナ被害

※1 疾病別データは平成30年(2018年) 厚生労働省人口動態調査等より作成 単位(人)。

※2 感染症予防接種ナビより。(年間値)

※3 実際はインフルエンザにかかって肺炎と診断された数が加わると思われるが、今回は考慮していない。

※4 死亡数は月別のインフルエンザ推計数より算出⇒約2倍

   感染者数は、過去10シーズンと今シーズンの2018年第36週~2019年第6週までのインフルエンザ推定患者数の週別推移より算出(約3.5倍)

1.上記表から、死亡率・感染率を見る

★通常のインフルエンザ(日本)では、☆死亡率: 0.0027% ☆感染率: 8.4%

それに対して、新型コロナウィルス(日本)の場合の4月14時点での値は、

年間換算で、死亡率:0.00026% ☆感染率: 0.023%

これは、通常のインフルエンザの

☆死亡率では、   約 1/10(年間換算)

☆感染率では、約1/360(年間換算)

 

また、今後、新型コロナウィルスの死亡率が現在の何倍になるのか?の予測からは、新型コロナウィルスの死亡者が今の20倍になっても、通常のインフルエンザ並みの死亡率になるだけ。また、感染率も二桁違う。つまり、日本では、通常のインフルエンザの方が、はるかに影響力が高いことになる。

 

2.癌による死亡率(日本)との比較。癌

☆癌による死亡率: 0.3%

これは、

☆新型コロナのウィルスの 約380倍(年間値)

☆通常のインフルエンザの 約110倍

その上、左記グラフのように、近年、癌(悪性新生物)が急増している。原因は人工物質、有害な癌治療薬などがあるが、このことをマスコミは伝えない。

 

 

Ⅱ.過去の伝染病と新型コロナウィルスとの関係

コロナ被害

※1Wikiペストより算出

※2Wikiスペインかぜより算出

※3Wiki歴史上の推定地域人口より算出。

上記表は、正確な数値がなく、かなりの推定は入っているが、

★ ペストの

☆死亡率: 29%     ☆感染率: 39%

これは、新型コロナウィルス(日本)年間換算の

☆死亡率:約10万倍   ☆感染率:約1,000倍

★スペインかぜの、

☆死亡率: 0.17%    ☆感染率: 0.67%

これは、新型コロナウィルス(日本)年間換算の

☆死亡率:約500倍   ☆感染率 : 約30倍

になる。このように、歴史的に見ても、新型コロナウィルスの実態的な影響は大きくない。

 

Ⅲ..世界各国の新型コロナウィルスの影響を見る

コロナ被害3

上記表は、死亡数トップ10、日本、世界平均を表している。

各国の状況はばらばらだが、トップファイブは先進国だが、日本の死亡率は、0.00013%と先進国の中では極めて低い。世界平均では、死亡率0.00161%であり、世界平均の1/12の死亡率になる。つまり、世界規模の伝染の中で、日本はは極めて影響度が低い数値がでている。

日本は、検査を抑制している面はあるものの、清潔観念、ルールを守る規範性の高さ、発酵食品や海藻などの摂取が多いことがプラスに働いている可能性がある。

以上みてきたように、

当初中国で新型コロナが発生した段階から、マスコミの報道は異常であり、株価も実態の生産が影響を受ける前に、世界同時に急落した。そして、死亡率・感染率も歴史的にても、近年の疾病との関係を見ても、大したことはない。にも拘わらず、異常なほどの恐怖の煽り、権力による強制的な活動封鎖になっていることが解る。

その原因追求は他ブログに譲るが、死亡率・感染率だけでは表せない、感染後長期に渡る免疫の暴走が、このウィルスによってもたらされるかどうか?は、重要な追求テーマとして残っている。

List    投稿者 sinsin | 2020-04-17 | Posted in ⑧科学ニュースよりNo Comments » 

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