君もシャーマンになれるシリーズ1~プロローグ
こんにちは。すっかり秋らしい季節になりました。
今回から新シリーズを立ち上げます。
テーマは、ずばり「予知・予言」です。
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①予知・予言に対する期待の高まり
3.11の大震災、記録的な豪雨、世界経済の衰退などによって、2011年は社会不安が一気に高まった年といえるでしょう。
「明日何が起きるか分からない」という先行き不安や「今後の暮らしはどうなるの?」といった答え探索を誰もが意識的に行うに至りました。
一方震災を契機に、今まで社会の統合役としての立ち振舞っていた特権階級(政治家・マスコミ・科学)の無能さ・無責任さが明るみに出始めました。今や大抵の人達にとって、特権階級への期待感は完全に消え失せ、頼りを失った人々は新たな拠り所を探している状況といえます。
このような状況下で、巷ではブームといえるくらい予知・予言に対する関心が高まっています。
たとえば、3.11の震災を予言していた『照』氏は、東日本大震災が起きる1ヶ月前に詳細な地名(陸前高田市、釜石市etc)を挙げて、予言を的中させました。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=247210
彼女のサイトは震災以降一日30万件もの読者がアクセスし、最近出版された書籍も順調に部数を伸ばしています。
その他ネット界では日月神示などの古くからの教典を拠り所に、予測を行う者も登場しています。
②現代人は何を求めているか
従来であれば、トンデモと見なされ相手にされてこなかった予知・予言といった類のものに人々が関心を示しているのはなぜでしょうか?
1つ目に考えられるのは、震災以降、自然災害・原発など人知(又は現代科学)を超えた問題に対する「どうする」という答え欠乏が急速に高まったことが要因と考えられます。
2つ目に考えられるのは、震災を契機に、今まで当然と考えてきた価値観(科学信仰、特権階級信仰)が一気に崩壊し、第6感ともいえる予知・予言を手がかりに、新しい社会や新しい人間関係のあり方を模索し始めていると考えられます。
③今後の追究テーマ
以上の分析を元に、当ブログでは、予知・予言の解明を行っていきます。雲を掴むようなテーマですが、現象事実だけでなく、脳神経科学、民俗学といった多岐に渡る分野を横断して答えを出していきたいと思います。
現在考えている追究テーマは以下の通りです。
今後ブログにアップしていきますので、楽しみにしていて下さい。また、こんなテーマで追究して欲しいというものがあれば、どしどしコメントを下さい
論点
シャーマンとは?予言者とは?
論点共同体とシャーマン
論点シャーマンや予言者は“何”を見ているのか?
論点幻覚(トランス)の世界
論点幻覚のメカニズム
論点シャーマンの系譜
論点“予言”のメカニズムとは?
論点現代日本とシャーマン
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