2010-08-10

免疫って何?(番外編2)~免疫疾患に答えはあるのか?~

kansha_ha_bannnoyaku.jpg

この様にアレルギー疾患は、観念が生み出した病気である事が分かりました。観念で生み出した病気は、花粉症の完治例にも見られる様、観念で治す事も出来るはずです。番外編2では、現在、私達が注目している「共認治癒力」を紹介します。
「免疫って何?(番外編1)~観念が生み出した免疫疾患~」より

 「アレルギー疾患は、観念が生み出した病気である」としたら、根本的には、人類の支配共認を変えていくしかありません。しかし、清潔志向も、人工物質も一朝一夕には無くなりそうにありません。では、(少なくとも当面の間は)現代医療(検査や薬や手術)に頼り続けなければならないのでしょうか?

いえ、そうではありません。

続きは下↓をポチッと押してからお願いします。


にほんブログ村 科学ブログへ

 にほんブログ村 科学ブログへ

 まずは、免疫疾患が改善した事例を二つ紹介します。

花粉症は、意外と観念的な思い込みが症状を加速させているのではないかと推測しています。
わたしは、20代の時から、長い間花粉症に悩まされましたが、最近は殆ど症状がでません。改善し始めたきっかけは、2年前に、なんで屋さんで花粉症のことを聞いてからです。

なんで屋さんは、一言
“花粉症なんて思い込みだよ”
その時は、なんて乱暴なことを言う奴だと思った。

しかしその一方で、一理あるとも思ったのです。
花粉症は、本来体にとって害はない花粉を、体が有害なものと認識することで免疫系が過剰反応を起こすものだ。
花粉が有害な大気汚染物質を付着させることで、人体の反応を誘発させやすい状態になっていること考えられます。

(中略)

●それでやってみたこと、
・まず花粉は、有害ではない、自然の一部と認識すること。
→だからマスクも、くすりも必要ない。
・花粉って季節になれば飛ぶものだと考え肯定すること。決して否定しない
・深呼吸してもだいじょうぶだと確かめること。
・・・・・そして自然と花粉に感謝すること。

すると不思議なことに、即効よくなっていきました。今は全快です。
「花粉症をなおすには?  ~意外に観念(思い込み)の影響が大きい~」より引用。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=147504

このように、観念を塗り替えることで病気が治る、という例はあるのではないかと思います。次の例はアトピーが改善した事例です。

元々アトピー持ちの私も、2年ほど前に顔面を含む全身のひどいアトピー性皮膚炎が再発し、最近では一目では分からないくらいにまで落ち着いてきました。まず、その間の経緯について述べたいと思います。

(中略)

(再発した)当時の私の意識としては、アトピーを含めた自分をまず否定し、周囲に対しても「なってみないと分からないはずだ」という思い込みから否定的に捉え、一方でどうにもできない不全を自分の奥深くにしまい込んでいました。

転機は1年を過ぎたあたり。皮膚科を代え当時の医師に「周りになんて思われているかわからない」という不全を打ち明けてからだと思います。医師曰く「アトピー患者はおよそストレス(不全)を自身にしまい込む傾向がある。ステロイド剤に頼らず、ありのまま生活をして治癒してきた患者を多くみてきた。」

それ以来だろうか、症状がひどくなると人と会うのが億劫になっていた自分も、友人達とアトピーの話をすることが増えてきたように思います。「受け入れてもらえる。自分で考えているほど大した問題ではない。」症状が快方に向かった要因は、薬剤の変化が主因では無く、包み込まれるような深い安心感が生んだ周囲と自分に対する肯定視だったと確信しています。

「アトピーの再発と自然治癒力への気付き」より引用。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=86860

 前投稿(http://www.biological-j.net/blog/2010/08/000996.html)にあったように、免疫疾患とは直接的には免疫の過剰反応によるものであり、それは、免疫機能を獲得する乳幼児期の問題であったり、人工物質の問題であったりします。そうした症状が、なぜ観念の塗り替えや共認充足で改善していくのか?

元々、人間を含む生物には、数億年の生物の進化の過程で塗り重ねられてきた適応本能が備わっています。したがって、真っ当に免疫力が働けば、アトピーも起きないし、多少の(有毒性の低い)人工物質であれば受け入れる能力も持っているのだと思います。

免疫疾患とは、その多くがそうした能力(=適応本能)が真っ当に働いていないが故の病気であり、根本的な適応本能を向上させることで、症状は改善できる。その実例が上記の二例ではないかと思うのです。

では、適応本能はどうすれば向上するのか?

一つ目の事例では、「花粉症なんて思い込みだ」という発言を元にして、花粉への否定視を止めたこと。つまり「観念の塗り替え」によって花粉症を克服しています。

二つ目の事例では、病気や他者に対する否定視を止めて、病気を受け入れ周囲とも分かちあうようになったこと。つまり、共認不全を乗り越えることでアトピーを和らげています。

もともと本能不全を抱えたサルが突破口としてたのが共認機能であり、さらに共認機能を自然に向けて作り上げたのが観念機能と言われています。すなわち観念こそが、あらゆる機能の最先端の収束先と言えます。(参考:実現論http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=0&t=0

だからこそ、観念の塗り替えによる肯定視や、それに基づく共認充足によって、身体つまり本能の働きは大きく改善していくのです。たとえ、免疫機能の不全があったとしても、観念の塗り替えや共認充足によって、ある程度は後天的に乗り越えていくことが可能である、ということです。

img01_01_shinka.jpg
それほど、人間が持っている適応本能は柔軟、かつ優れものです。まさに数億年の勝利体験の積み重ねと言えるでしょう。(「下部機能は成功体験の塊」

お盆休みは、墓参りに行かれる方も多いと思います。できればその時、人類に進化する遥か以前の祖先、例えば苛烈な自然外圧を乗り越えたであろうアウストラロピテクスから、果ては単細胞生物に至るまで・・・に感謝してみたらいかがでしょうか。

※共認充足が症状を改善する仕組みはまだ分かっていませんが、深い共認充足を感じた時に分泌されるエンドルフィン等がそうした働きを介在しているとも言われています。免疫細胞にもエンドルフィンの受容体が存在しています。

List    投稿者 blogger0 | 2010-08-10 | Posted in ⑤免疫機能の不思議2 Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seibutsushi.net/blog/2010/08/997.html/trackback


コメント2件

 サルピテクス~saru910~ | 2011.03.31 12:25

ほーーー☆
ネアンデルターレンシスと現生人類の違いが詳細に出されていて、分かりやすく面白いですね(^○^)
特に脳容量について
>脳容量は1600~1680ccと現代人男性の平均1450ccより大きいのが特徴として知られていますが、これは後期に生存したもので、28~20万年前の前期ネアンデルターレンシスは1100~1390ccとさほど大きくありません。
現生人類より寒冷適応しており、かつ脳容量も大きいのに関わらず、絶滅したほど、自然外圧(気候)の影響は大きかったのですね(>_ほーーー☆
ネアンデルターレンシスと現生人類の違いが詳細に出されていて、分かりやすく面白いですね(^○^)
特に脳容量について
>脳容量は1600~1680ccと現代人男性の平均1450ccより大きいのが特徴として知られていますが、これは後期に生存したもので、28~20万年前の前期ネアンデルターレンシスは1100~1390ccとさほど大きくありません。
現生人類より寒冷適応しており、かつ脳容量も大きいのに関わらず、絶滅したほど、自然外圧(気候)の影響は大きかったのですね(>_<) 後期で脳容量が増大化したのも気になりますし☆ あと、現生人類と異なり「後頭葉が発達していた」と書いておりますが、後頭葉の発達がどんな機能(能力の向上)に繋がるのかは気になるところですね~ ※前提として現生人類とネアンデルタールの脳の構造が一緒であることが大事ですが。

 tsuji1 | 2011.04.02 21:58

サルピテクス~saru910~ さん
コメントありがとうございます。
後頭葉は視覚や色彩の認識をつかさどる機能を持っていると言われています。
あくまで推測ですが、
獲物(死骸など)の少ない寒冷地で、より遠くの仲間と、獲物や敵などの情報を交換~共認するために視覚を発達させ共認機能を補完していたのではないでしょうか?
今後も追求したいテーマですね。

Comment



Comment