2009-12-08

実現論勉強会シリーズ2 「可能性への収束=統合」という生命原理

実現論勉強会シリーズ第回目です。
本日は、実現論.前史「イ.可能性への収束=統合」を紹介したいと思います
「生物について興味があるけど、どう勉強したらいいのかわからない」とつまづいている人、「生物と私達はどうも縁が遠い」って思っている人、そんなに人には必見の内容です
生命の基本原理は、私達人間をも貫く摂理。だから、生命の基本原理がわかれば、私達がこれから先どのように歩んでいくのかのヒントも見えてきます。
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生命の基本原理、進化論については、過去から現在に至るまで様々な視点で論じられてきました。現在生物学会で最も主流の考え方は「総合説(ネオ・ダーウィニズム)」と言われています。
総合説によると、生物は方向性のない無作為な突然変異と、自然選択によって適者が生存し、現在の進化を遂げたとされています。しかし、ぎりぎりの状況に適応する必要がある生物が、外圧(外部世界)と無関係な変異によって生き延びてきたとはちょっと考えにくい。。
実現論では、生命の基本原理について次のように説明しています。
実現論.前史 「イ.可能性への収束=統合」より引用

生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。


中間整理
全ての生物は外圧に適応し続けている。様々な可能性を模索し、もっとも可能性のある収束先に向かうことで統合される。

また、外部世界が変化して適応できなくなってくると、新たな可能性(DNA塩基の組み替えの可能性)へと収束し、新たな可能性(例えば、新たな配列)の実現によって進化してゆく。従って、歴史的に形成されてきた存在は(=進化を重ねてきた存在は)、生物集団であれ人間集団であれ、全て始原実現体の上に次々と新実現体が積み重ねられた、進化積層体(or 塗り重ね構造体)である。つまり万物は、それ以前に実現された無数の実現体によって構成されており、それらを状況に応じたその時々の可能性への収束によって統合している、多面的な外圧適応態である。


中間整理
全ての生物は塗り重ね。進化を遂げた全ての生物は、それ以前の生物の諸機能を受け継いでいる。

また進化とは、その存在を構成する多数の古い実現体の無数の組み替え可能性の中の一つの外圧適応的な実現である。その無数の可能性の内、外圧適応態たり得る可能性は極めて小さいが、しかし決して唯一ではなく、幾通りもの適応の仕方=進化の方向が存在する。と同時に、完全なる適応態など存在せず、全ての適応態は外部世界に対する不完全さを孕んでおり、それ故より高い適応を求めて進化を続けてゆくことになる。とりわけ外圧が変化した時に、存在の不完全さと進化が顕著に現れるのは当然である。
生物群も、サル類も、複雑な系統樹に分化=進化しているが、その中で始原単細胞から人類を結ぶ直線上に塗り重ねられてきた遺伝子群(の内、現在も有効な遺伝子群)は、単細胞時代の遺伝子を含めて全て現在形において、作動している。そして、それら塗り重ねられてきた諸機能(or 諸本能)は、最も深い位置にあって私たち人間の意識や行動の土台を形成している。(換言すれば、それら無意識の次元で作動する諸機能は、決して人間の意識と無縁ではない。)私たちが、哺乳類や原猿・真猿・類人猿にまで遡ってそれら諸本能や社会構造を解明しようとした理由も、そこに在る。
人類のDNAに刻印されているのは、単細胞から脊椎動物に至る諸機能、及び魚類・両生類を媒介にした、哺乳類(原モグラ)→原猿→大型化に向った真猿→原チンパンジーまでである。そこで本書では、本能と云えば、(特にことわりのない限り)この直線上の本能群(機能群)を指す。


中間整理
生物と人間を無関係と見るのは大きな誤り。
***
以上を元に、再度整理してみましょう
生物が塗り重ねてきた機能や本能が、私達の意識に無自覚に影響を与えるなんて、ゾクっとしますね。人間の意識を解明するには、生物を知る必要があるんですね

【まとめ】
●万物は外圧(外部世界)に対する適応態であり、外圧に適応する為に先端可能性収束し、その可能性へ収束することによって統合されている。
●進化を重ねてきた存在=進化積層体
・万物は外圧変化に対して新たな可能性へ収束し、新たな可能性の実現によって進化していく。したがって、進化を重ねてきた存在は全て、始原実現体の上に新実現体を積み重ねられてきた進化積層体である。
●塗り重ねられた遺伝子は現在進行形で作動している
・人類のDNAに刻印されているのは、単細胞→脊椎動物→魚類・両生類→哺乳類→原猿→真猿→原チンパンジーまでであり、その進化の直線状に塗り重ねられてきた遺伝子群は、単細胞時代の遺伝子を含め全て現在進行形作動している。

「イ.可能性への収束=統合」の図解はコチラをご覧下さい。
文章の幹を構造的に押えるのに効果的です♪

List    投稿者 andy | 2009-12-08 | Posted in ⑦なんでや劇場レポートNo Comments » 

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