2009-12-01

『実現論.前史』ってなに?

みなさん、こんにちは。
今回からシリーズ物として、『実現論.前史』の紹介記事を毎週投稿していきます!
生物に興味のある学生・社会人有志の集まりで、『実現論.前史』を教科書として勉強しつつ、そこでの気付きや新たな疑問点なども合せて紹介して行くので、当ブログの読者様からも多様な意見や質問コメントを期待しています。
まずは、実現論の紹介から。

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実現論の形成過程より

 実現論は、共同体・類の成員がその時々の経営問題や時事問題を分析する中から、しだいに史観的な形に整えられて、出来てきたものです。

 どの問題も当初は新聞記事の様なものから始まりますが、途中で必要に応じて「市場の変遷」や「婚姻の歴史」「未開部族の勉強」「サル社会」等、テーマに応じて何人かが役割分担してまとめ、それを基に更に議論を重ねてゆくという場合もありますし、私(勢至)の方からそれまでの議論のまとめや、新しい切り口を提起したレジュメを提示し、それを基に分析を進めてゆく場合もあります。

 上記の様に個別の問題から出発して様々な原因分析を重ねてきましたが、それらが全体としてかろうじて繋がって(ある程度構造化されて)書かれたのが、実現論(’98年版)です。途中のまとめをした人は、このトピに参加している中にも2~3人いますが、実現論初稿は勢至の手で書かれたものです。この初稿は果たして世に出せるレベルかどうかさえ怪しいものですが、この初稿あるいは今から書き直す第2稿(’02年版)を叩き台として、『みんなの統合理論』の構築に賛同された協働者の方々の投稿をもって、今から本格的な改良・進化が始まっていくと考えています。

上記は、実現論作者からの紹介投稿ですが、共同体企業において常に現実の問題に対して答えを出す為に追求を重ね、それが結果として生物史全体を遡り、事実に基く歴史構造論として出来上がったものが、今回紹介する『実現論』なのです。
そして、これがネット上に公開され、理論そのものが進化していく事が期待されている、という姿勢にとても共感しました。人類も生物=群れとして存在している訳ですから、協働者=参加者の持つ全ての認識機能を活用する事によって、観念機能そのものを進化させて行くという方向性は、自然の摂理に適った適応様式だと思います。
当ブログのプロフィールにも、次のような事が示されています。

現代人は、ややもすると人間だけを崇高な存在として考えがちです。文明社会全般を通じて、そのような人間固有の観念の歪みから生じた矛盾を、人類は未だ解決できないでいます。さらに、「個性」や「人権」に象徴される現代の思想潮流が大きな限界を迎えているのは、昨今の全面的な社会閉塞の状況から見ても明らかです。その意味で、現代は史上例を見ないほどの大転換期と言っても過言ではないでしょう。
こんな時代だからこそ、40億年を超えるという気の遠くなるような歳月の中で培われてきた生命の歴史から、永遠に普遍性を失わない事実体系を構築することが重要だと考えます。この事実体系、つまり『自然の摂理』ほど私たちの羅針盤として心強いものはありません。

確かに、現在は経済・環境・政治など、人類社会の基礎とも言える部分の何処を切っても問題だらけ。これは、今までの価値観や方法論では全く答えの出せない状況に直面している、という事です。
だからこそ、人類史を越えて生物進化の歴史を改めて追求し、自然の摂理に見られる普遍構造・可変構造の構造的理解から、根本解決へ向けての答えを導く認識力の獲得と、社会の当事者として答えの供給者となる事を目標に、根概念の修得を目指して行きたい!
そんな志を元に『実現論.前史』の勉強をしつつ、同時に紹介記事を毎週エントリーして行きます。
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実現論勉強会シラバス
第一部:前 史
    
・実現論って何? 
①なんで実現論は生まれた?
②どうやって出来た?
③修得するとどうなる?(効用)
④使いこなすには?~読み方
イ.可能性への収束=統合       
・生物は外圧適応体⇒先端可能性
・進化積層体(塗り重ね構造体)
・進化系統樹
ロ.雌雄の役割分化   
・生物史上の大進化(生命誕生→光合成→雌雄分化)
・生物学用語定義集
・DNAの多様性(多様な同類他者)⇒雌雄分化=差異の促進       
ハ.哺乳類(原モグラ)時代の性闘争本能
・弱者哺乳類⇒性闘争=縄張闘争本能強化 
・胎内保育、危機多産
・オスの性闘争激化 
・内雌外雄の摂理 
・首雄集中婚
                
ニ.サル時代の同類闘争と共認機能-1 
・原猿:樹上(最高の防衛力と生産力)
・縄張り闘争で死なない→本能混濁⇒同一視
ニ.サル時代の同類闘争と共認機能-2 ~ ホ.サル時代の雌雄分化-1
・共感統合の原基構造~サル・人類の意識の統合様式一、二、三
・共認と自我 
ホ.サル時代の雌雄分化-2  
・闘争集団真猿 
・真猿メスの性機能収束
・序列原理による集団統合 
・サルの婚姻様式:首雄集中婚
ヘ.人類:極限時代の観念機能-1                
・人類=カタワのサル 過酷な外圧
・拡散(決死行) 
・精霊信仰
ヘ.人類:極限時代の観念機能-2 ~ ト.人類の雌雄分化と人類の弱点    
・精霊信仰⇒観念⇒言葉、道具、弓矢
・共認が命綱 
・自我封鎖 
・応望、性的存在メス
ト.人類の雌雄分化と人類の弱点-2         
・解脱充足が最基底の活力源
・解脱充足回路=共認の母胎 
・人類最大の弱点 
・人類史の99.8%は共同体
チ.採取時代の婚姻様式        
・採集 狩猟部族
・婚姻様式

凡そ13~15回程のシリーズとなりそうですが、生物史40億年の歴史には、沢山の気付きが得られる事は間違いありません。まだ入口に立ったばかりですが、目次を見ただけでメンバー一同かなりの期待感が生まれています。
現実の問題と繋げながら、生物の実現構造そのものを学び、それらをヒントに「大転換期」を生き抜く逞しい認識力を、みんなで一緒に修得して行きましょう!
次週から、具体的な内容の紹介をして行きますので、皆様楽しみにしていて下さいね☆
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List    投稿者 kawait | 2009-12-01 | Posted in ⑦なんでや劇場レポートNo Comments » 

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