2008-01-20

ネズミ:旺盛な繁殖力の決め手

suna05.jpg
はい、こんにちは。 :D
今年初めての登場です。
年末~年始にかけてネズミ漬けの日々が続いています。
いくらネズミ年とは言え、マジ、夢に出てきそう。。
ネズミのといえば旺盛な性欲、もとい繁殖力
その秘密を探って、大胆な?仮説を立ててみました。
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ネズミはホニュウ類の中でも、中心体が精子ではなく、卵子にあることが解明されています。
わざわざ、なんで?
それが旺盛な繁殖力とどう関係があるの?
ネットで「中心体」とか「ネズミ」とか「生殖」等のキーワード検索をすると、
大抵の場合、大学の医学部、産科の不妊治療の論文に突き当たります。
どうやら、ネズミはここでも活躍しているみたい。
それらをチェックしていくと、ひとつの記述が目にとまりました。
げっ歯類の卵細胞膜の抵抗は強い(≒膜が丈夫)。中でもマウスやラットは、中心体が卵子由来なので、卵子に対して精子頭部のみの注入(≒軽微な接触)で子が産まれる、というのです。
>卵細胞膜の硬さは種によって異なる。げっ歯類などでは卵細胞膜の抵抗性は強いので、ピエゾ装置を使用して顕微授精を行なう。
マウスやラットでは中心体が卵子から生じるので精子頭部のみの顕微授精のみで産子が得られているが、他の動物種では尾部に中心体形成部位があるので、頭部のみの注入で正常な受精は得られていない。
※ピエゾ装置とは電気パルス発生装置のこと。
~北里大学 顕微授精技術に関する論述より
http://www2.vmas.kitasato-u.ac.jp/lecture0/development/dev06_02.pdf
ここから読み取れるのは―。
受精のしやすさは、「卵子に対しては、精子頭部のみの注入でOK(受精成功)!」という手軽さにあり、受精卵の安定度の高さは、丈夫な卵細胞膜に守られている、ということに起因するのではないか。それらが両輪でマウスの多産戦略を支えるというこではないか。
他の哺乳類のように精子に中心体がある場合は、精子の頭部ではなく尾部にあるらしい。だから、精子全体が卵子に入り込む必要があるが、卵子に中心体があるマウスでは精子は頭部のみで十分受精の役割を果たす・・。
ラットの繁殖力の秘密は、
①卵子に中心体がある→精子の頭部接触のみで受精する
②受精卵は丈夫な膜に守られ、確実に着床を果たす
この当りにあるのではないか。
フーム。
ツンツン、と精子の頭部が軽く卵子をつついただけで
受精は成立 あとは丈夫な卵細胞膜に守られて
無事着地(着床)するばかりー。
うーん、経済効率ならぬ生殖効率のよさは、
ウラヤマシイような、味気ないような、ある種の憐れみを感じるような・・。
ともあれ、これはまだ仮説です。
違う角度から実験・分析した別の事例があれば、
どんどん紹介してほしいと思います。
そいじゃあ、今年もよろしくねー
うらら

List    投稿者 trend | 2008-01-20 | Posted in 未分類 | No Comments » 

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