2006-11-27

「イヌとネコの別れ道」~ネコ編

こんにちは  
「イヌとネコの別れ道」tanakaさんの記事を読んで、
イヌとネコのご先祖様が同じだったことを知り、へぇ~~~ って思いました
イヌ派の人とネコ派の人ってよく意見を対立させてるけど、もとは同じ動物だったんですね
ちなみに私はネコ派です (笑)
小さいころから、ネタ郎、ネタ次郎、ネタ三郎・・・ペルシャ猫を3匹飼っていました
>ネコが家畜化されたのは4000~8000年前のエジプトで、リビアヤマネコが全ての飼い猫の祖先だと考えられています。この頃、人間は初めて農耕=麦の栽培を開始しましたが、人々の頭を悩ませたのが、収穫した麦の倉庫に忍び込むネズミの被害。そこで一計、人様の麦には目もくれず、ネズミを追いかけてくれるネコを飼い始めたのが始まりだそうな。
イヌは防衛 などのために家畜化されたと思っていたけれど、
ネコが家畜化されるようになったのにもちゃんと理由があったんだぁ~  
「ネズミ退治のためにネコを飼い始めた」 なるほど~
しかし、イヌやヤギ等に比べるとネコの家畜としての歴史は浅く、
イヌのように目的を持って繁殖を進められなかったので、種類・毛・色・体格などの多様化は見られず、イヌは約300品種あるのに対しネコは約50品種らしいです
2003年の調査によると、日本では約809万頭のネコが飼育されているみたいですよ
ペットとしてネコを飼っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか
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というわけで、 ネコの家畜化 について、もう少し詳しく調べてみました
「イヌとネコの別れ道」~番外編 と思って読んでいただけたら幸いです
ネコ好き な人も、そうじゃない人もクリックしてくださぁ~い
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バネのようにしなやかな肢体、出し入れ自由な鋭い爪、大きくて丈夫な牙、
動くものは見逃さない鋭い視覚をはじめとした、とぎすまされた五感・・・
ネコの持つこれらの特徴はみんな、一瞬のうちに獲物をしとめるためのもの
ネコは、数十万年の進化の過程のなかで、
体はもちろん、思考も行動もすべて、狩りという目的のために発達させてきたんです
ネコが人間社会の中に入ってくる背景には、
10000~9000年前にメソポタミアで始まった麦の栽培
大きく関わっていると考えられています
大規模な農業を開始すると、膨大な収穫物が得られる
⇒それを貯蔵しておくには蔵をつくり、そこに収穫物を蓄えておく必要がある

しか~~~~~~~~~~~し!!!!!
蔵は、ネズミにとっては食料の豊富な楽園
蓄えられた食料を目当てに、たくさんのネズミが人間社会に入り込んできました
豊富な食料の元では動物は旺盛に繁殖するんですよね・・・
ため込んだ食料を盗み食いするネズミに、当時の人も相当頭を抱えていたことでしょう
一方で、ネズミが人間社会に入り込んでくるということは、
それを追いかけて捕食者も入り込んでくるということです
北アフリカには当時、リビアヤマネコという小型のネコ科動物が生息していました
ネコは、蔵を荒らすネズミを退治してくれる
しかも、穀物には目もくれない
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人間にとってネコは、理想的な動物 と考えられたのではないでしょうか
しかも、リビアヤマネコは子どもの頃から人間に接すると、
人間になれてくれる性質を持っています
ネコの進化史を簡単にまとめると・・・・・
                  
【ミアキス】
体長20~30cm
イヌ科、ネコ科など食肉目共通の祖先。ヨーロッパ~北アメリカにかけて生息

【ニムラブス】
体長約1.2m
原初のネコ科。ヨーロッパ~北アメリカに生息

【リビアヤマネコ】
体長50~80cm
イエネコの原種。北アフリカに生息
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画像は「古世界の住人」様からお借りしました
※ミアキス、二ムラブスの画像は「イヌとネコの別れ道」 をご覧ください
                 
より馴れる性質を持つ個体(=リビアヤマネコ)を選んで
繁殖を繰り返すことにより「イエネコ」が生まれました
イエネコとは、ネコ科の小型哺乳類のなかで人間によって家畜化されたものを指します
三毛猫も黒ネコもペルシャネコも、み~んなイエネコです
それ以外の野生のネコ科の小型哺乳類は「ヤマネコ」と呼ばれ、世界に40種近くいます
ちょっと余談ですが・・・・・・・・・
古代エジプトでは、飼い猫 が死ぬと人々は眉毛を剃り落として悲しみ、
また死んだ猫を丁寧にミイラにし、手厚く葬ったそうです
当時のエジプトでは、猫は宝物であり国外への持ち出しを一切禁止し、
そのおがげで猫達は当初エジプトだけで飼われていたと言われています
しかし、エジプト人の厳しい管理にも関わらず、地中海貿易が盛んになると、
ネコは次第にヨーロッパにもひろまりました
というのも、猫の最初の役割は船の積み荷をネズミから守ることだったから
また、日本に最初にネコがやってきたのは
奈良時代の後半といわれています
イエネコ達は仏教の伝来とともに中国からやってきて、船旅の間、
大切な経文や仏典をやはりネズミから守るため船に一緒に連れてこられました
平安時代になると書物や絵にもネコが題材とされるようになります
(源氏物語や枕草子、鳥羽僧正の鳥獣戯画などなど) 
日本に住み着いたこれらイエネコは、島国のおかげで特殊な変異をとげます
(ニホンネコとよばれる尾の短めの品種もその典型的な例)
つまり~~~~~~~~~~~~
野生のネコは狩猟本能が極めて強く、とじ込めて飼育すると盛んにネズミを補食し、
しかも、この本能は人が餌を与えても影響がなかったので、家畜化できたようです

このように、ネコはネズミの捕獲の目的で家畜化されたのですが、
テリトリーを守る本能が強く、飼育しているヒトの住居をテリトリーとして生活し、
ペットとしての役割を果たすようになりました
ペットとしてのネコは、飼い主である人と極めて強い交友関係を持っている動物ですが、
イヌとは異なり、ネコは人を仲間として意識したり、人に完全に従属することはありません

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私が飼っていたネコも、たまにプイっ てどっか行ったりすることが多く、
ワガママだなぁ~気分屋さんだなぁ~と思っていたけれど、
それはネタ郎の個性でも何でもなく、ネコにそういう性質があるからなんですね
また、朝方と夕方にやたら元気になるネタ郎の性質
これも、ちゃんと昔からの習性が残っているかららしいです
もともとネコ類の多くは夜行性ですが、
夜になると烏などの動物は巣で寝てしまうし、暗すぎて獲物をあまり見つけられないので、
動物が動き出す明け方や、巣に帰る前の夕方=狩りのチャンス
この過去の習性がいまだに血に残っているので、
たとえ狩りはしなくても、明け方、夕方になると体を動かさずにいられなくなるんですって
>歴史的に形成されてきた存在は(=進化を重ねてきた存在は)、生物集団であれ人間集団であれ、全て始原実現体の上に次々と新実現体が積み重ねられた、進化積層体(or 塗り重ね構造体)である。
改めて進化ってすごいなぁ~と思いました
皆さん、「イヌとネコの別れ道」~番外編 へぇ~と思っていただけるような内容はありましたか

List    投稿者 minmin | 2006-11-27 | Posted in 6)“祖先の物語”番外編No Comments » 

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