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【質量の源は電荷】

元々、疑問を持っていたのは、質量を持たないと言われている電磁波から物質に相転移すると、質量を有するようになる??? 「0+0」=「0」でしょう。何故、「0+0」=「質量」になる? でした。

「電荷」よりも「質量」に目がいったのは、「質量」の方が日常的に実感できるからだけで、あまり深い意味はありません。しかし、追求していくうちに・・・

これまで、色々な仮説を提起してきましたが、それらを組み合わせることによって「質量」なるものの姿がおぼろげながらですがイメージとして捉えられるようになってきました。

そのが形になってきましたので、今回の「仮説」を提起させて頂くことに。

 

物質は、エネルギーの塊 [1]より

高エネルギーのγ線同士の衝突(高温・高密度)でγ線が粒子に変換されることが分かりました。どのように変換されたのかをまとめると

 既知の事実より
 質量1 [2]

注)「計測できない」という表現にしているのは、物質もγ線も同じエネルギーであることから考えて、「無い、もしくは、ゼロ」という表現は不適切であると考えに基づくものです。
よって
 質量2 [3]

という性質を持ち

 >高エネルギーγ線(電磁波)同士の衝突(高温・高密度)によって、エネルギーが電子、クォーク、陽子、中性子、中間子等の粒子に変換されるのです。

から考えて

γ線は、質量及び電荷を持ちませんが、粒子に変換されると質量及び電荷が表出します。
 質量3 [4]

という性質をもっています。

質量 [5]

これから考えて、

 質量4 [6]

 

が考えられます。

 

次に、【「全ての存在は、運動存在」⇒「全ての存在の運動要因は同じではないのか [7]?」】より

>★気体分子の速度
気体分子           速度(m/s)

CO2:二酸化炭素       378

O2 :酸素          443

N2 :窒素          474

H2O:水蒸気         590

H2 :水素        1,768

気体分子の速度は、質量が大きいものほどスピードが遅くなっています。

これを先の仮説に組み込み考え直すと
質量5 [8]

が見えて着ました。

 

さらに

重力とは、電子や陽子に起因する非常に弱い電場力が時空を歪めた結果、生じる現象である [9]・・・②】より

 「重力は電荷が生み出した力である」を組み込むと
質量6 [10]

が導き出せます。

 *「電荷が形成された結果、質量が生じる」=物質が形成されたことを意味しています。

 

さらに次の事象を追加すると

質量は速度によって変化する [11]より

 電荷速度の変化によって、質量が変化していることは【仮説3:高エネルギーのγ線同士の衝突によって、電荷が形成された結果、質量が生じ、速度が光速以下になる】に論理整合しているばかりでなく
質量7 [12]

 

 

 

 

が導き出せます。

次回は、【電荷と質量の関係】を提起したいと思います。

 

[13] [14] [15]