2012-12-30
君もシャーマンになれるシリーズ18~危機察知⇒予測思考を可能にする第一歩は、外圧の変化(自然、種間、同類)に適応すること
画像はコチラ皆さんこんにゃちは
1ヶ月ぶりの”君もシャーマン”シリーズです。
■前回・これまで
これまでの追求により、天敵からの回避、群れの仲間に対する認識、全体像把握は右脳の働きだとということが分かってきました。
■疑問・仮説
生物は危険から身や集団(仲間・家族)を守るべく、どの様にして右脳の機能・回路によって危機を察知し、予測思考を可能としてきたのでしょうか。
ここで、予知・予測思考をする上で、いかに外界情報をキャッチする感覚回路を向上させられるか、その情報を元に適切な判断・対応が出来るかが重要だと推測できます。今回は、右左脳分化が始まった脊椎動物における脳の機能進化を中心に探索することで、予知予測思考を可能にした脳の進化過程とその仕組みを解明していきたいと思います。
太陽系を探検しよう-26.地球を揺るがす長周期地震の不思議②~超高層建物が安全というのは神話に過ぎない~
(画像はこちらからお借りしました。)
前回は、長周期地震動は、その都市部で大きなエネルギーを蓄え、超高層建物に悪影響を及ぼすことを説明しました。
そして、遠く離れた地域での地震ですら、被害が発生しています。
では、最先端技術の詰まった建物であり、これまでは安全であると考えられていた超高層建物ですが、本当に大丈夫でしょうか。それらの影響も考慮して建設されているのでしょうか。
今回は、超高層建物のメカニズムを解明していきます。
さらに、超高層建物だけでなく、昨今の危険性が叫ばれる免震構造や石油タンクなどの構造についても解明し、その実態に迫りたいと思います。
太陽系を探検しよう-25.地球生命の起源(6)エネルギー代謝とは何か
前回は、進化系統の解明から、生命の共通の祖先(=生命の起源)は、あらゆる嫌気的(酸素を使わない)化学合成エネルギー代謝パターンを持つ超好熱菌であることを見ました。
続いて、では最古のエネルギー代謝とはどのようなものであったかを探りたいと思いますが、そのためにもまずは、エネルギー代謝とは何かの基礎を押さえたいと思います。
1 代謝とエネルギー代謝
すべての生物(細胞)は、生きて活動するためにはエネルギーを必要とします。
このエネルギーは物質中に蓄えられており、物質を分解すれば取り出され、合成すれば再び物質に中に蓄えられます。
(下図はこちらからお借りしました。)
応援、よろしくー
太陽系を探検しよう-24.太陽系の起源、非常識?な系外惑星の姿
前回の記事の続きです。
太陽系外惑星のイメージ図(星ナビ)より
1970年代に標準モデルの基礎となる説が日米で相次いで発表されます。その後、これらの説を裏付ける観測データも得られ、標準モデルとなっていきました。しかし、1995年以降に系外惑星といわれる太陽系以外の惑星の姿が観測できるようになり、その惑星の“非常識”な姿に、それまでの常識が覆されます。当然、それに裏付けられた標準モデルが大きく揺らぎます。実はそれまでの常識が、太陽系の常識でしかたかったことがわかりました。
シリーズ 超極小『素粒子』の世界25 ~電子を照射して癌を直す!~
皆さんこんにちわ。
最近【電子】に注目しているのですが、その中で
【電子を照射して癌を治す】
という治療法を発見しました。その名も電子照射機
今回は、その治療法を紹介します 😀
応援よろしくお願いします。
太陽系を探検しよう-23.地球を揺るがす長周期地震の不思議①~都心に建つ超高層建物が最も危険!?~
(画像はこちらからお借りしました。)
生物界で最も高いものは「木」です。
ハイペリオン(Hyperion)は、アメリカ合衆国・北カリフォルニアのレッドウッド海岸にあるセコイアにつけられた名前です。高さ115.55 mで、現存する中で世界一高い木です。(記録上の最高は、樹高132.58m)
なんと、30階建ての超 高層ビル相当もの高さで、きりんの25倍もの大きさです。
私たち人類が住む町でも、技術力の上昇とともに、建物はどんどん高層化してきました。
さらに、超高層建物と並び、最近耳にするようになった免震構造など、都市部を中心とした新しい技術による建築物が今や、至る所に建設されています。
そして、これらの建物は安全であるというイメージは、根強いように思います。
例えば、超高層建物は、揺れは大きいものの、地震の時にしなって揺れることでエネルギーを吸収する。だから揺れるけど大丈夫、という感覚もあるかもしれません。
東日本大震災後は、建物の安全に対する意識が高まり、マンションならば免震構造でなければ売れないという現象も起こっています。
さて、みなさんは東日本大震災では、「長周期地震動」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
震源から数百キロも離れた都心部で、超高層建物が大きく揺れたという現象を引き起こしました。超高層ビルが最長10分間以上も揺れ続けたという報告もあります。
これまで当たり前に安全と思っていた建築物は、本当に安全なのでしょうか。
実は、検証していくことで、その危険性が分かってきました。
今回は、「長周期地震動」に着目してみたいと思います。
生き物ってすごい!2~あわびの貝殻に学ぶ「割れないセラミックス」
「生き物ってすごい!」シリーズ、第2回は、「あわびの貝殻」です。
写真はこちらよりお借りしました。
太陽系を探検しよう-22.太陽系の起源、これまで追求されてきた諸説(2)
前回記事の続きです。
1970年代に太陽と惑星は同時に形成されたことがわかり、太陽起源説は星雲説を基礎に、組成の違う惑星がどのように形成されたのかを組み込んだ理論の追求がはじまります。そこで登場したのが、ガス惑星の形成を主眼に置いた「大質量モデル」と岩石型惑星の形成を主眼にした「低質量復元円盤モデル」です。
太陽系を探検しよう-22.太陽系の起源、これまで追求されてきた諸説(1)
今回は、改めて太陽系の起源に迫ります(前回の記事太陽はどうやってできたのか?)。まずは定説や新説を紹介しようと思います。それを理解するために、前提となっている太陽系の性質について押さえ、従来の説で何がわかっていて、まだ何がわかっていないのかを明らかにしたいと思います。
太陽系の性質
(浜島書店「ニューステージ地学図表」より)
1)惑星の公転方向と太陽の自転方向は一致する。天の北極から見てみな反時計まわり。
2)惑星の軌道面は殆ど同一面内にあり、太陽の赤道面とのなす角は小さい。
3)惑星の軌道はほぼ真円といえるほどの楕円。
4)太陽系内における角運動量はほとんど惑星が持っている。惑星の総質量は系全体の746分の1にすぎないのに、系全体の角運動量の98%は惑星の公転運動に結びついている。太陽がもつ(自転運動による)角運動量はわずか2%にすぎない。
5)惑星と太陽間の距離はボーデの法則(天文単位=0.4+0.3×2n、nは近世を0、地球を1…とした順番の数)が成り立つ。水星と海王星は例外。
6)惑星は地球型岩石惑星(内惑星)と木星型ガス惑星(外惑星)の2群に分かれる。地球型惑星の直径はいずれも地球の直径より小さく、平均比重は4~5で比較的大きく、自転周期はいずれも24時間より長い。木星型ガス惑星は対照的で、平均比重は1に近く、自転周期は半日に近い。
これまでの太陽系起源説
それは約300年間の追求過程です。銀河星雲のように物質群が回転しながら凝集していくモデルを出発点とします。新たな事実が観測される度に、新たな仮説が再構築されるという流れが現在も続いています。とくに、この十年ほどは、太陽系以外の惑星が次々に見つかり、その常識はずれの姿に、数々の仮説が提起されてきました。まだ、定説といわれるような理論は登場していません。では、これまでの太陽系起源説を紹介します。
シリーズ 超極小『素粒子』の世界24~今回発見された素粒子がヒッグス粒子と言えるのはなぜ?
前回に続いて、ヒッグス粒子って何なのか?にせまってみたいと思います 😀
前回の新聞記事より、そもそも世界の物理学者たちが40年以上にもわたって、ヒッグス粒子を探し続けてきたのはなぜか?
ヒッグス粒子がなければ、説明できないことって何なのか という疑問が湧いてきました
今回は、そのあたりからせまってみますね
~前回の新聞記事より~
1970年代半ばまでにほぼできあがった標準理論によると、宇宙誕生の大爆発ビッグバンの直後、生じた素粒子は質量がゼロで、光の速さで飛び回っていた。宇宙が急速に膨張して冷えると、ヒッグス粒子が宇宙空間を充たすように発生した。これが素粒子に水あめのようにまとわりついてブレーキをかけた。この動きにくさによって、質量を持つようになったと考えられている。
光の速さで飛び回っている間は、素粒子はぶつかってもくっつくことはない。質量が産まれたことで、素粒子同士が集まりやすくなった結果、原子核ができ、水素などの原子が宇宙空間で生まれた。