2010-12-30
人類の拡散と進化シリーズ17~まとめ(全体図解の紹介)~
段々と寒く なり、今年もあと僅かですね。。。
皆様 体調は如何ですか ?
「人類の拡散から弓矢を発明して洞窟を出るまで」を学んで、はや約4ヶ月が経ちました
今年も皆様からご指摘・アドバイス等頂き、本当にありがとうございました
今回は最後のまとめとして、今までの集大成である全体図解をご紹介致します
※この全体図解で人類が約500万年間どのように歩んできたかの概要が分かると思います。
うさぎのびっくりニュース!妊娠中に、妊娠!?
早いもので、今年ももう終りですね
ということで、恒例の干支シリーズ
来年の干支「うさぎ 」について扱います 😀
「うさぎ」の適応戦略ってすごい と思わせるニュースを発見したので紹介します
写真はこちらからお借りしています→http://www.pub.ftokai-u.ac.jp/blog/index.php?itemid=8
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人類進化と脳進化
Transitional Human Fossilsより
A:チンパンジー(現代)、B:アウストラロピテクス・アフリカヌス(260万年前)、C:アウストラロピテクス・アフリカヌス(250万年前)、D:ホモ・ハビリス(190万年前)、E:ホモ・ハビリス(180万年前)、F:ホモ・エルガステル(175万年前)、G:ホモ・ハイデルベルゲンシス(30万年前)、H:ホモ・ネアンデルターレンシス(7万年前)I:ホモ・ネアンデルターレンシス(6万年前)、J:ホモ・ネアンデルターレンシス(4.5万年前)、K:ホモ・サピエンス(3万年前)、L:ホモ・サピエンス(現代)
11月13日の記事脳の進化と活用、その可能性を探る~脳進化の飛躍は両生類→哺乳類→サル→人類~の中で、生物進化上で脳の進化の度合いを測る指標として「脳重の体重比」のグラフを紹介しました。
画像を拡大して見る
脊椎動物の歴史を見ると、その脳進化は、両生類や爬虫類までは進まず、哺乳類で一段進化します。次いでサル(チンパンジー)段階で進化し、さらに人類において飛躍的に進化します。それも猿人、原人、現代人とたった500万年の間です。
中でも、北京原人は脳の大きさの面では現代人と変わらないレベルに到達していたことになります。
実際、化石ではどうなっているのか。このグラフではおおざっぱなので、具体的なデータを確認しておきたいと思います。
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人類の拡散シリーズ16~人類はいかにして洞窟を出たか~
人類の拡散シリーズもいよいよ大詰め、人類がいかにして洞窟の外に住居を構えるようになったかを追求していきたいと思います。
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雌雄の役割分化9 哺乳類の集団形態(事例紹介)
哺乳類は、雌雄の差別化をより推進させていった生物です。
その結果、雄は闘争負担、雌は生殖負担をより多く負うようになりました。特に雌は、「体内保育(胎生)」と「産後保護」という他の生物には見られない特殊な生殖負担を負っています。その結果、哺乳類の集団形態は『内雌外雄』と言われる様式をとるようになりました。
基本の集団形態はこの様式ですが、種によって生殖負担の度合いは異なるし、晒されている外圧も違います 🙄 。
そこで、進化系統樹から主観なく選んだ10種類の哺乳類の集団形態から、普遍的な部分と外圧により特殊化していった部分を分析していきます。
今回は、事例紹介を主にし、分析は次回に行ないます。
その前に復習として、これまでの記事も併せて覗いてくださいね
【過去シリーズ記事】
雌雄の役割分化 1 ~雌雄分化って何?~プロローグ
雌雄の役割分化 2 ~単細胞生物の「接合」~
雌雄の役割分化 3 ~雌雄分化の第一段階=殖産分化~
雌雄の役割分化4 ~雌雄分化の第二段階=精卵分化~
雌雄の役割分化5 ~雌雄分化の第三段階=雌雄躯体分化~
雌雄の役割分化6 ~雌雄分化の第三段階=躯体分化(特殊編)~
雌雄の役割分化7 ~オスとメスが決まる仕組みとその進化~
雌雄の役割分化8 ~雌雄分化の中間まとめ~
驚くべき生物の発見です!!
るいネットにこんな投稿がありました!
驚くべき生物の発見です
その生物は、この湖に存在しています。
アメリカのカルフォルニアにあるモノ湖。塩湖です。
注ぎこむ川はあるが、流れ出る川がないため、塩分は海水の3倍の濃度です。
人類の拡散シリーズ14 ~肌色による外圧適応~
今回は、肌の色ついて追求していこうと思います 😀
なんで人類は肌の色が違う人種が存在しているのでしょうか。
これらの色の違いは、しばしば人種差別の原因になったりします。
この肌の色はなぜ、いつの時代にどのように獲得されたものなのか追及していきます
雌雄の役割分化8~雌雄分化の中間まとめ
これまで、7回にわたって雌雄の役割分化の歴史を勉強してきました。そこで明らかになったのは、そもそも生物がオス・メスに分化したのは、進化を促進するためだったということでした。
実現論第一部:前史ロ「雌雄の役割分化」より抜粋
進化の源泉はDNAの多様性にある。つまり、同一の自己を複製するのではなく、出来る限り多様な同類他者(非自己)を作り出すことこそ、全ての進化の源泉であり、それこそが適応の基幹戦略である。しかし、同類他者=変異体を作り出すのは極めて危険な営みでもある(∵殆どの変異体は不適応態である)。従って生物は、一方では安定性を保持しつつ、他方では変異を作り出すという極めて困難な課題に直面する。その突破口を開いたのが組み換え系や修復系の酵素(蛋白質)群であり、それを基礎としてより大掛かりな突破口を開いたのが、雌雄分化である。
□雌雄の役割分化1 ~雌雄分化って何?~プロローグ
では、この困難な課題である安定と変異をどのように両立して来たのか、振り返ってまとめます。
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人類の拡散シリーズ14 ~弓矢の発明1~
前回は土器について追求しました。
さて今回は人類史のターニングポイントとなった弓矢の発明についてです。
弓矢の発明前後で、人類の生活は一変します。
弓矢発明以前の人類は洞窟内で怯えながら生活していましたが、約1.5万年前弓矢を発明すると、人類は地上進出を果たし、人口も増加していきました。
この弓矢を発明するに至った外圧状況はどのようなものだったのでしょうか?また、弓矢を作るにはどのような知識が必要だったのでしょうか
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脳の進化と活用、その可能性を探る~「相手の心がわかる共認機能」、脳の発達からそれを解明する~
「脳の進化と活用、その可能性を探る」シリーズ、始まりましたね
今回からはより、みなさんにぐっと身近になるお話を紐解いていきます 😀
突然ですが、みなさん、何かペット などを飼っておられますか?昔は、飼っていた方が多いですよね
ペットって、「私の気持ち分かってくれている~(^^)気持ち通じ合っている~ 」って、思うことありますよね?
あれって、実は、錯覚だって知っていました?(私も信じ込んでいました )
いつも応援ありがとう