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【番外編】生殖(産卵、月経、出産等)に迫っていく。

生物にとっての産卵や出産、月経・生理=生殖とは、一体どういうものなのでしょうか?
生殖については謎が多い。そこで生殖の産卵、出産、月経・生理から生殖に少しでも迫れたらと考えています。

今回のブログでは、これらに迫っていくための追求ポイントを上げていきたいと思います。
<月経>
現代の女性にとって月経・生理は、「苦痛だ」「しんどい」「無くなれば良いのに、、、」等、否定的に捉えている人が多いと感じる。
本来は、種として生きていくために欠かせないもの。
「なぜ、月経がしんどいものになってしまっているのか?」

そして月経という言葉からも、「月が関係しているのではないか?」と考える。
「どう生殖と月は関係しているのか?」
「それは本当なのか?」

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また人類だけではなく、他の生物も産卵や出産し、子孫を残していきます。
生物にとって生殖は切り離せないものであることは明らか。
人類の生殖が月と関係しているのであれば、人類以前の生物はどうなっているのか。
これらも生物史を遡って、考えていきたいと思います。

<哺乳類以前>
海の生物の産卵や出産と月の関係は?
→「魚は満月時に産卵する種が多いのは何で?」
→「ウミガメは満月時に孵化するのは何で?」
→「熱帯であれば産卵期は異なる(=月とは関係ないと考えられる)が、産卵までの周期は一緒なのか?」

陸の生物の産卵や出産と月の関係は?
→「海の生物と産卵・出産の時期やタイミングは異なるのか?」
→「花の受粉や開花、結実と月との関係はあるのか?」

<哺乳類>
発情期は何によって決まるのか?(月は関係しているのか?)
⇒餌の多さ?(子どもに栄養を十分にあげるためには、餌が必要。)
⇒温度や天候によって決まるのでは?
⇒だとしたら月とは関係ないのではないか?


<類人猿>
テナガザルから年中発情し、オランウータンは発情期を無くしているが、あえて発情期をずらすようになったのか?
誰かが発情していれば種として良い(オスをひきつけられる)のなら、あえてずらしているのでは?
⇒だとしたら類人猿の生殖には、月は関係しないのではないか?

哺乳類以前の生物まで遡って、生殖について考えていきたいと思います。
まだまだ知らないことだらけ、謎の多い生殖。興味深いです。

次回は、まず現代人の生理についてみていきたいと思います。

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