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自然に接する事で本能の開放を行う

現代日本人の2人に1人は何らかのアレルギー(気管支喘息 [1] アトピー性皮膚炎 [2] アレルギー性鼻炎 [3] 花粉症 [4] アレルギー性結膜炎 [5] 食物アレルギー [6])を持つと言われており、そしてコロナ被害も、生物としての本能レベルの劣化(免疫系の誤作動・劣化)と考えられる。特に近代人は、外界状況の大部分をマスコミを通して視覚情報及び文字情報で観念的な捉え方をして、本能レベルからの思考は殆どしてない。

その様な中で、 木質住宅は「触覚感覚:心休まる触り心地、臭気感覚:リラックスできる香り、視覚感覚:暖かい自然な光沢等」で健康(免疫力UP)に良いとのアナウンスが林野庁記事 [7]などから発表されている。

そして 人が森林の中で心地よく感じるのは、森林(動植物・微生物・土壌・光・風・水音)からの交じり合った波動と人の波動が共振して一体感が生じた結果では。反対に一体感を得られない場合は、森林から恐怖を感じるのではと考えられる。

これらは、生物の本能に直接働きかけ、本能の活性化を図る手法、あるいは現代人が本能的な危機意識から潜在的に求めている事であると考えられる。

生物の脳回路の仕組みは、前感覚機能(波動の発信・人間の気や予知受・発信機能)触覚回路(空気・物体の外力接触)で味覚回路(甘い辛いの価値判断)臭覚回路(短距離の臭気や濃度を受信)聴覚回路(より遠い周波数情報を受信)視覚機能(遠隔の周波数情報を受信)となっており、前感覚機能そして触覚回路が最も本能に近く、人類の視覚機能は受信機能しか持ってなく、他の感覚と比べ本能と離れている。

又 生物の外部適応の基本は、外部状況を感知し、体内の駆動物質(一般にホルモンと呼ばれている)が意欲(欠乏)を発生させ行動する事です。

今回は、るいネット「脳回路の仕組み1 外識機能と内識機能 [8]」を転載します。

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☆外識回路を集約し、反復機能(海馬)と突き合わせて価値判断を下し、駆動司令を発するのが、大脳中枢系(大脳辺縁系)である(その駆動司令の中心が扁桃体・側座核・A10核か)。

☆内識とは、駆動物質の情報であり、駆動物質(の種類と濃度)そのものである。

☆重要なのは駆動物質であり、それを放出するグリア細胞である。

☆駆動物質こそ全ての意欲(欠乏)の発生源である。その意味では全ての意識の根元である。駆動物質は、伝達物質である前に、価値判断付きの駆動力そのものであり、当然その価値判断と駆動力は同種の神経細胞に伝達されるが、そこで伝達されるのは価値判断付きの駆動力そのものである。(従って、ホルモンを情報伝達物質と呼ぶのは大いなる誤ちで、本来、駆動物質と呼ぶべきである。)

☆ニューロンは単に、伝達スピードを上げるために作られた神経細胞で、スピードを上げるために駆動物質は1種類に限定されると共に、そこでは駆動物質はあたかも情報を伝達しているだけの物質であるかのようにしか見えなくなる。

  [9]脳回路の仕組み(外識機能と内識機能)2

0.前感覚機能(松果体?):波動を受信するが、まだ感覚機能は備わってない。昆虫の触角の原機能。イルカetc.の受・発信機能。人類の気や予知の受・発信機能etc.

1.触覚回路:餌や棲家etc.接触対象の+-を判別する必要から(波動機能より進化した)触覚の受信機能を獲得。 空気や物体や濃度や外力etc.接触する外圧を受信し、扁桃体が熱い・寒い、痛い・痒いetc.の価値判断を下し、グリア細胞に様々な駆動司令を出す。

2.味覚回路:触覚機能の一部で、食物の+-判断に特化した受信機能を進化させた。触覚機能と同様に、扁桃体が甘い・辛いetc.の価値判断を下して、グリア細胞に駆動司令を出す。

3.嗅覚回路:非接触対象(近くの対象)の+-を判別する必要から(触覚機能より進化した)嗅覚の受信機能を獲得。比較的距離の近い対象の臭いの種類や濃度を受信する。はじめは受信して駆動するだけだったが、その後、その受信機能を土台にして様々な武器として性情動物質etc.を放出する機能を形成してゆく。

4.聴覚機能:より遠い外圧or対象の+-を判別する必要から、膜によって(0の)波動を増幅して受信する機能を獲得。この機能も、はじめは受信して情報を扁桃体に送るだけだったが、その受信機能を土台にして、主に同類に対して情報を発信することの利点から、その後、発声機能を形成すると共に、同類向けに周波数が限定されてゆく。

5.視覚機能:もっと遠い対象の+-を判別する必要から、もっと高周波の波動を膜によって増幅し、受信する機能を獲得。この機能も受信して情報を扁桃体に送るだけであったが、その後、昆虫や魚などは防衛力を高める必要etc.からDNA変異によって発光or発色機能を獲得した種も多い。しかし、人類は今も受信機能しか持ち合わせていない。但し人類は、その受信機能を土台にして(肉体的には何も発信できないが)、化粧や衣服etc.意識的に全ゆる物に視覚情報を発信している。とりわけ人類は3000年前に文字を発明して聴覚情報を視覚情報に変換させたが、その記録価値・固定価値は、同時に捏造や文字脳(観念脳)による追求力劣化、あるいは観念支配による思考停止etc.重大な弊害を生み出している。

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