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自然の摂理(右脳:先祖脳)を封印し観念(左脳:自分脳)のみを使う様になった

Posted By seibutusi On 2020年5月15日 @ 4:42 PM In ⑧科学ニュースより | No Comments

 

生物史から観ると 生物は「共に助け合う」という共存のシステムの中で進化してきた事実がある。

又人は最先端の機能の脳についても安定(右脳:DNAに刻まれた情報)と変異(左脳:現実の情報)を両立させ、観念機能を獲得して進化してきた。

しかし観念機能を獲得した人類は、「農耕に伴う技術進化そして自然の摂理から外れた化学産業群創出」し、それと同時に自然の摂理(右脳:先祖脳)を封印し観念(左脳:自分脳)のみを使う様になった。

 右脳と左脳 [1] (http://www.seibutsushi.net/blog/2020/02/5349.html/trackback)

その結果、現実逃避した宗教(観念)は、正義の名のもとに何百万人もの人を殺し、略奪を働き、戦争を起こして来た。そして数十年前は共産主義(観念上の産物)の下でスターリン、毛沢東、ポルポトが何千万人の人を殺して来た。

そして現在、人工物質(肉体破壊・精神破壊←化学物質/生物兵器/電磁兵器)で人類滅亡の危機に瀕している。

今回は、 生命の扉「人はどこに行くのか」https://mugen3.com/seimei9.html [2] より転載します

人類の未来を切り開く新しい進化の道は、何よりもまず、地球や生命のことを知る事から始まるのではないでしょうか  

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農耕に伴う技術の発展は人類を繁栄へと導く始まりだった

野生の小麦は、頑丈な殻に覆われていますが、栽培された小麦は殻が薄く、実が2倍も大きくなっています。植物を人間に有利な方向に変える農耕は、いわばバイオテクノロジーの始まりでもあったのです。

当時の人々が持っていた技術も、農耕を始めるのに役立ったと考えています。

石器でできた鎌もそのひとつです。1万年以上前の鎌がヨルダンで発見されました。

動物の骨をつかった柄に、石を巧みに割って作った鋭い刃が取り付けられています。切れ味は金属製のものと変わりません。

植物を栽培するのだけでは、農耕は成り立ちません。収穫から加工まで、様々な技術を持っている事が必要でした。小麦を栽培する農耕は、シリアの村だけでなく、その周辺の地域でも、ほぼ同じ時期に始まっています。

ヨルダン渓谷で発見されたベイダ遺跡もその一つです。この遺跡で、石臼が大量に見つかりました。これは、小麦を粉にひき、パンを焼くために欠かせない道具です。

農耕は自然をコントロールして食料を生産するという、まったく新しい技術でした。 大量の食料が得られる反面、それまでの狩猟採集生活にはない様々な新しい労働も生み出しました。

農耕は、人々の暮らしを大きく変えていったのです。1万年前、ほとんど変化のなかった人口が、農耕が始まると急激に増えはじめ、5千年前には1億に達していました。農耕は人類を繁栄へと導く始まりだったのです。

農業というビック・サイエンスの始まり

素朴な家が建つ小さな村の中で、農業が始まったといわれています。農業は狩猟採集生活に比べて、遥かに安定に食料を確保できる画期的なものでした。

農業というのは、種をまくだけの簡単なものではありません。実は、多くの知識と知恵を生かして、はじめてできる事なのです。 まず、多くの植物の中から気候の激しい変化に耐えられる、小麦という穀物を見つけ出さなければなりませんでした。そして、石臼で粉をひいて、パンを焼くという知恵も必要でした。

また、畑には小麦だけでなく、豆も植えられていました。ヒツジやヤギなどの家畜も飼っていました。この組み合わせも、現代に通用する見事な知恵でした。 小麦を植え続けると、土壌が弱って連作障害が発生します。

そのため、一緒に豆を植え、土壌改良をしたりしました。家畜の糞も利用されました。

農業は、当時の人類が自然や生命に対する知識を総動員して成し遂げた、ビッグなサイエンスだったのです。

農業は、人類が生命や地球の環境に手を加えはじめた最初なのです。この時から、人類はまったく新しい形の進化を始めたのです。人類は飛躍的に増え、複雑な社会が生まれ、さらに新しい知識を生み出していくのです。

農業という新しい進化、古代文明の誕生

シリア北部にあるエブラ宮殿。およそ5千年前に造られた古代都市です。人口は20万人を超え、周辺から多くの農産物が集まる取り引きの中心地でした。最古の図書館というべきエブラ王の書庫からは、くさび型文字で刻まれた粘土版が、1万5千枚も発見されました。 大半は税の支払いや土地の所有権、農作物の取り引きなど、経済に関する文書でした。小麦で支払った給与の明細表も見つかっています。これらの文書は、農耕が富を生み、複雑な社会を作り上げていったことを見事に示しています。 エブラ王の富と権力を象徴する金の装飾品、これらの装飾品からは、きらびやかな文化の芽生えが感じられます。農業は、これまでの生命がたどった進化の道とは違う、まったく新しい進化を人類にもたらしました。チグリス・ユーフラテス川沿岸、そしてエジプトやインダス川流域でも、小麦を中心とした農耕が文明を生みました。さらに、中国でもイネを生産する独自の農耕技術が生まれ、古代の文明へと発展していきました。 シリア中部には、1千年以上も前に造られた水車が残っています。高さが30Mもある、この巨大な水車は、灌漑用の水を汲み上げる為に、今も使われています。こうした灌漑技術の進歩によって、農耕による食料の生産量は、飛躍的に増えていきました。水車を動かす巧みな知恵は、現在につながる、さまざまな技術を生み出す元にもなりました。

自然の法則から外れた産業革命

確かに、18世紀後半から始まった産業革命も、始めは水力を応用した技術が中心でした。そして、蒸気機関などの発明などにより、さらに飛躍的に大きな力が利用できるようになりました。やがて人類は、石炭や石油など、地球資源から膨大なエネルギーを採り出し始めました。農耕によって得られる豊かな食料だけでなく、エネルギーをも自由に使うことによって、現在に至る文明を築いてきたのです。それは自然に手を加え自然をコントロールしてきた歴史でもありました。 農耕を始めてから増えつづけてきた人口は、産業革命をきっかけにさらに飛躍的に伸び、今では56億人を越えるまでになりました。56億人にも増えてしまった人類は、生命としてみた場合、どんな存在なのでしょうか?アメリカ・デューク大学の動物学者、シュミット・ニールセン博士は、人類は今や生命本来の原則からは、大きくかけ離れた存在になってしまったと博士は言います。シュミット・ニールセン博士:人間は、普通の生き物が受けている、食べたり食べられたりする、自然淘汰の原則から、完全にはずれた存在なのです。人間は、自然の法則からはずれ、進化の原則からもはずれた存在なのです。

(中略)

地球や生命の事を知る大切さ

農業を始めた1万年前、人類はまったく新しい進化の道を歩み、今の繁栄を導くことになりました。しかしそのことが今、人類が直面するさまざまな問題をもたらすことになったのです。人類は21世紀には100億人を越えるといわれています。もはや、このままの勢いで増え続けていくことはできないのです。私たちには、さらに新しい進化が求められているのかもしれません。 農業を始めて以来、私たち人類は、地球環境や他の生命に手を加え、コントロールしようとしてきました。しかし、私たちは、その地球や生命について、ほとんど何も知らないことに気付いたのです。宇宙に出るようになった今、初めて地球と生命が織り成すシステムが、いかに複雑かということに気がついたのです。 40億年の生命の歴史の上に、今の私たちがあります。人類の未来を切り開く新しい進化の道は、何よりもまず、地球や生命のことを知る事から始まるのではないでしょうか。1万年前、農耕を始めたことで、大きな飛躍を成し遂げた私たち人類は、さらなる飛躍への道を探し出せるのでしょうか?その道を見い出すために、私たちは、これまでとは違うまったく新しい知恵を、生み出さなければならないのです。


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