2014-02-05

シリーズ 素粒子とテレパシー3~細胞同士はテラヘルツ波で共鳴する事で情報伝達している。~


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みなさんこんにちわ。

素粒子とテレパシー第3回目です。

第1回第2回では人間と動物のテレパシーの事例を整理しました。

その結論として、

私達が超常現象として捉えているテレパシーは生物全体で見るとごく自然なものであり、進化の歴史の中で育んできた重要なコミュニケーション方法の1つである可能性が高い

という事実が見えてきました。

そこで今回からは、テレパシーのメカニズムに迫っていきたいと思います。

その手がかりとして、私たちの身体を構成する無数の細胞に着目してみます。

 生物は無数の細胞で構成されていますが、これらは瞬時に情報を交換し連動しています。また、細胞は様々な器官に分化しますが、どの器官になるかは初めから決まっておらず、自分の周りの細胞の状況から、まさに“空気を読んで”皮膚や骨に分化すると言われています。

つまり、細胞間の連動はテレパシー現象と非常に良く似ているのです。

細胞間はどのようにして連動しているのでしょうか?

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◆細胞間はテラヘルツ波によって共鳴している?
 ドイツに生まれ、英国で活躍した物理学者ハーバート・フレーリッヒ(1905-1991)は、1960年代後半、つぎのような仮説を提唱しました。

細胞はテラヘルツ波という波長の電磁波により共鳴振動しており、生命活動にとって重要な役割を果たしている。

 彼によると、細胞はテラヘルツ波という電磁波を出し合い、お互い”ぷるぷるぷる”と震える事で瞬時に情報伝達しているという事です。
 テラヘルツとは、1秒間に1兆回振動する振動数の単位であり、テラヘルツ波は、100ギガヘルツから100テラヘルツの振動数を有する電磁波で、電波と光波の中間帯にある電磁波です。

 テラヘルツ波よりも波長が長い「ギガヘルツ」は、テレビやラジオ放送などに利用されている電波で、それよりも波長が短いマイクロ波は携帯電話に活用されています。逆にテラヘルツ波よりも波長が短い紫外線は、エレクトロニクス分野の製造等、もっと波長が短いエックス線は医療分野、さらに波長が短いガンマ線は工業分野等で活用されています。


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 テラヘルツ波というとあまり馴染みの無い周波数帯の電磁波ですが、NASAにおける「宇宙船内における人間の生存条件」という研究では、太陽光のうち波長8~15μmの赤外線=テラヘルツ波が生物の生存に欠かせない事が分かるなど、生命活動に欠かせない電磁波として認知されつつあります。

◆水と宇宙とテラヘルツ波
 自然界において、テラヘルツ波は何処に存在するのでしょうか。

 宇宙空間の温度は-270℃と言われていますが、そこから計算すると波長は1000ミクロン前後でこの波長はテラヘルツ周波数領域になります。また、月の夜間温度は-170℃であり、月から放射される電磁波もピーク波長はテラヘルツ領域です。

 つまり、宇宙にはテラヘルツ波が充満しているのです。
 

 そして、地球上でこの宇宙から放射されるテラヘルツ波を最も効率よく吸収しているのが「水」です。水(H2O)は、テラヘルツ波をバッテリーのように蓄積して、他に放射するという性質を持っているのです。


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◆テラヘルツ波は生命光線
 宇宙に充満しているテラヘルツ波は、自然界のあらゆる生命や物質から放射・吸収されている電磁波であり、またあらゆるものを構成する分子が発する振動(波動)である事が分かっています。

 自然界においては、我々の身体から放出されるテラヘルツ波があらゆる生物の中で最も多い事が知られています。特に赤ちゃんのテラヘルツ波は放射線量が多く、平均放射率も高くなっています。

 一方で年齢を経て生命力が衰えた人、健康を害した人ほど、総じて放射量や平均放射率が低下します。人間の体内水分は、幼児で70%、成人男子で60%、高齢者で55%と年齢を重ねる毎に減少していきます。この様に体内水分量とテラヘルツ波の放射量が比例している事が分かります。

 植物や動物、食品においても人体と同様の傾向を示します。即ち、新鮮な植物や元気な動物から発せられるテラヘルツ波は放射量、平均放射率が高く、逆に鮮度が悪かったり不健康だったりすると、それらの動植物から発せられる低いのです。
 これらの事象からも水はテラヘルツ波を蓄積している事が良く分かります。

 また細胞内に目を転じると、テラヘルツ波はミトコンドリアによく浸透・吸収されるという性質も持っています。ミトコンドリアは「エネルギー(ATP)」を作り出す働きをしていますが、その活動を左右するのがテラヘルツ波なのです。

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 加えて、分子間結合の重要な要素である「水素結合」と「ファンデルワールス結合」部分はテラヘルツ帯の周波数で振動している事が分かっています。つまり、分子と分子はテラヘルツ波によって結合しているのです。

 これらの事から「テラヘルツ波」は生命エネルギーの根幹に関わる波長だと捉える事が出来ます。実際、劣化細胞を修復する作用の発見等、医療分野でも注目されており、「生命光線」とも言われています。

◆細胞連動とテラヘルツ波
以上、テラヘルツ波の性質を整理してきましたが、まとめると

・宇宙に充満している。
・我々の身体を構成する水に蓄積されている。
・生命活動に欠かせない
・分子間の接続に関わっている

という事になります。
これらの事から
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「細胞同士は分子間結合を応用してテラヘルツ波により連動しており、互いに情報伝達を行っている。そしてその媒介となるのは、細胞間に充満している水分子である」


という事が考えられます。
テラヘルツ波を溜め込む事が出来る水分子を介する事で、隣接する細胞同士以外とも瞬時に情報伝達が可能になるのでしょう

そして、この仮説をさらに拡大すると、

「人間同士は、空気中に存在する水分を媒介としてテラヘルツ波により情報伝達を行っている。これがテレパシーと呼ばれる現象である。」

という仮説も立てる事が出来ます。

この仮説は正しいのでしょうか。次回以降検証していきたいと思います。

List    投稿者 arinco | 2014-02-05 | Posted in ⑬相対性理論・量子力学・素粒子No Comments » 

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