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君もシャーマンになれるシリーズ14~【シャーマン脳仮説】脳構造と右脳・左脳分化

Posted By haneda On 2012年9月22日 @ 12:00 AM In ④脳と適応 | 3 Comments

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みなさんこんにちは
残暑が残る中、日々シャーマン脳についての追求を続けています :roll:
前回は脳の基本構造と、進化における脳構造の塗り重ねを学びました。
今回はシャーマンにおける右活動の活性化に着目し、右脳左脳の役割を捉え、その特徴・違いからシャーマン脳に関する仮説をまとめてみました。
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■右脳・左脳分化の起源
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右脳左脳分化は、脊椎動物誕生時に既に見られると言われる。
脊椎動物において、左脳は「パターン化した日常的な行動」をコントロールし、右脳は「天敵に出くわすなど突然の場面での行動」をコントロールするように分化してきたのではないかと、最近の研究で分析されている。
危機を即座に察知して対応する為、右脳は感覚回路との結びつきが左脳に比較して強いと考えられている。
(出典:Scientic American 2007年7月、日経サイエンス2009年10月)

■人類における右脳・左脳分化と進化(仮説)
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人類が極限的外圧状況の中で獲得した観念回路は、様々な現象事実の繋がり(因果)を見出したり、想像力を働かせることによって、感覚回路で捉えるよりも早い危機察知を可能にした。これらの能力は脊椎動物誕生時に形成された、右脳の(本能的)危機察知回路の上に形成されたと考えられる。
※一般的に右脳の特徴として言われる、豊かな情動や芸術能力、さらには直感能力と言った能力特性は、元来、危機察知の為に右脳回路と強く結びついた感覚回路と観念回路による想像力・観察力の結果と考えられる。(参考:リンク [4]
シャーマンがトランス状態に入っている時、右脳が活性化していることから、予知・予言能力もこの右脳の危機察知回路と結びついた感覚回路・観念回路がもたすものであると思われる。また、沖縄ユタに代表されるように、(特に東洋における)シャーマンは対象との深い同化の上に、トランス状態に入ることから、右脳と結びついた感覚回路は共認回路とも強くつながっていると考えられる。このことは、右脳の活性化と脳内麻薬βエンドルフィンの分泌が密接に関わっていることからも想定される。(参考:リンク [5]
一方で観念回路が生み出した、論理能力や理性的思考は、左脳の日常行動の統制回路と結びつき、右脳の想像力を適切に制御し、現実的に処理すべく発達したと考えられる。
(参考:NHKサイエンススペシャル 驚異の小宇宙・人体Ⅱ)

このように右脳は一時でも早く外圧を捉えて適応する為に発達し、左脳はその能力を制御すべく発達してきたと考えられるが、極限的外圧状況に常にさらされていた始原人類においては、特に右脳の危機察知回路がもたらす、直感、予知・予言能力が現実に適応する上で最も重要であったと思われます。

■右脳回路の封鎖と予知・予言能力の低下(仮説)
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「論理的・理性的」判断を解さず、直感的に外部情報を認識する右脳の処理能力は、左脳に比較して何倍も早いことが解っているが、一方であまりに膨大な情報が入ってくると、(その処理速度の為に)急激に疲れることも解っている。「人ごみの中を歩くと疲れる」のはこの為であると言われる。
(参考:リンク [7]
また、右脳は共認回路と結びついた”同化脳”ですが、私権時代の同類闘争→戦争圧力の中では、相手と自分を重ね合わせ、一体化する同化回路は邪魔となります。この為、同化回路にリミッターがかけられたと想定されます。(参考:リンク [8]
更に、共同体が解体された私権社会では共認充足を得ることができず、βエンドルフィンの分泌が激減、これにより右脳回路の活動が低下します。

このように、私権時代の戦争圧力と共同体解体による共認非充足、そして私権を求めた結果の都市化による情報集中が、右脳回路の活動を低下させ、その能力を封鎖していきます。言い換えれば、私権時代が人類の右脳回路=予知・予言能力の低下を招いたと言えるでしょう。(なお、弓矢開発以降の自然外圧の低下も、この右脳回路の低下を招いたと考えられます。)
現在に残存するごくわずかな共同体社会にのみ、シャーマンが残存しているのは、この事実の裏返しであると捉えられます。
こうして私権時代の人類は、本来、本能上の危機察知回路と結びついていた右脳回路の大部分を封鎖することになり、現在のような人類的危機に対しても即座に反応できなくなってしまっています。また、共認形成能力の低下、想像力の低下、五感感覚能力の低下なども、すべて右脳回路の活動低下、能力封鎖が原因であると考えられます。

■まとめ
以上から「シャーマン脳」の特徴は、以下の3点にまとめると、
 ①観念回路による想像力・観察力が本能上の危機察知回路と結びついた
  右脳回路である。
 ②共認回路とも密接に繋がっており、共認充足によるβエンドルフィン
  の分泌で活性化する。
 ③観念回路と共認回路の働きにより、対象への深い同化を可能にする。


 極限的圧力の中で人類が生き残る為に見出された、この「シャーマン脳」回路は、私権時代の中で封鎖されてしまいました。人類滅亡の危機が迫っている現代、この「シャーマン脳」をいかに”再生”していくかが重要課題となりますが、その鍵はやはり本源集団・共同体社会の実現にあると思われます。


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[5] リンク: http://www.dr-hori.com/media/medicalnews/19970520_mn34.php

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[7] リンク: http://www.microsoft.com/japan/office/previous/xp/suminaka/powerpoint/point/point_con1_1.htm

[8] リンク: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260291

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