- 生物史から、自然の摂理を読み解く - http://www.seibutsushi.net/blog -

梅に「鶯」?、「梅は「甘い」?

Posted By miwa On 2012年2月16日 @ 3:00 AM In ⑧科学ニュースより | 1 Comment

       梅が香に のっと日の出る 山路かな
 松尾芭蕉
    

早春の山道を歩いていると、梅の香りにさそわれるかのように、太陽がのっという感じで顔を出した。 春の喜びを味わっている。

   
%E6%A2%85.jpg
      
この俳句のようにじっくり春を味わえるのも、もうすぐですね。
     
ということで、以前は桜の話題をお伝えしたので、今回は、梅に注目していきたいと思います :D
知っているようで知らないことがいっぱいですよ


    
■梅は春を告げる花
     
一般的に、梅は、桜よりも早く開花(北海道などは別ですが)するので、春を告げる代表のお花です
そして、春を告げる鳥としては、ウグイス(ホーホケキョ)いますね
「梅にウグイス」という言葉もあるし、花札の絵柄にもなっており、この二つは春の代表格!
   
     
でも、「梅にウグイス」って言葉、実はおかしいんです。
なぜかと言うと、ウグイスは虫を食べる鳥なので、実は梅の木にはとまらないんです。
またウグイスは警戒心が強いので、人間の前にはめったに姿を現しません。
     
ではなぜ、「梅にウグイス」という言葉が生まれたのでしょうか?
実は、梅によくとまっている鳥は、」「メジロ」なんです。メジロは、梅の花の蜜が大好物なんです。そして、警戒心が弱いため、人間に目撃されています。
     
確かに、ウグイスとメジロって似ていますね!↓↓
     
%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%AD.JPG
これをみて勘違いしてこの言葉が生まれた可能性が高そうです。
梅もウグイスも春を思わせる代表格だから、一緒になったほうがより春が強調されますよね。
その方がより春を楽しめます。
なんとも、日本人らしいですね。
   
  
  
■「梅はすっぱい」は日本だけ?
       
梅といいたら、やっぱり思い浮かべるのが梅干しですよね。(食いしん坊な私だけ?)
あの独特のすっぱさが、美味しいし、食欲をそそります。
この独特のすっぱさは、日本特有のものようです。(レモンとはすっぱさの種類が違いますもんね。)そういえば、外国の方はこのすっぱさが苦手な人が多いですよね。
     
中国や台湾にも梅の木はありますが、なんとその梅の実は、杏のように甘いとのことです!!
品種が違うからかなと思ったのですが、そうではないらしんです。
なんと、日本の梅の木を中国や台湾に持っていって植えると、甘い実になってしまうとのこと!
不思議ですね!!
四季や梅雨が関係しているらしいですが、詳しいことは分かっていないようです。
     
なんだか、梅を見るのがとっても楽しみになってきました
梅をみた時は、この話しをぜひ思いだしてみてくださいね :D


Article printed from 生物史から、自然の摂理を読み解く: http://www.seibutsushi.net/blog

URL to article: http://www.seibutsushi.net/blog/2012/02/1261.html

Copyright © 2014 生物史から、自然の摂理を読み解く. All rights reserved.