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時代の最先端?!オスが出産する???~タツノオトシゴ~

Posted By tateko On 2011年12月30日 @ 10:48 PM In 6)“祖先の物語”番外編 | 3 Comments

今年も、早いものでもう終わりですね
そして、来年の干支は・・・・そう「タツ」です
毎年、楽しみにしてくださっている皆さん、お待たせしました
恒例の干支シリーズをお楽しみください
タツノオトシゴって、ちょっと変わった外見もそうですが、生物的にとーーっても独特な生態を持つそうなんです
これは、生物史ブログとしても、扱わないわけにはいきませんよね :wink:
seahorse.jpg
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まずは、タツノオトシゴの特徴から・・・

分類: 魚類
食性: 肉食
寿命: 野生: 1~ 5 年 (推定)
体長: 1.5 ~ 35センチ
タツノオトシゴは歯や胃を持たない。そのためエサはその消化器官を素早く通過する。その結果、彼らは生きるために、常に食べ続けていかなければならない。
ティーカップとの比較:
size-sea-horse.gif

なんと、タツノオトシゴは魚類なんだそうです
そして、常に食べ続けているなんて、驚きですよね

タツノオトシゴは、馬に似た奇妙な外見もそうだが、極めて独特な生物である。ほかの魚類と異なり、一夫一婦制で、一生に1匹の相手とだけ交尾をする。さらに珍しいことには、オスが受精卵を体内で育てる唯一の生物なのだ。 
タツノオトシゴは、熱帯や温帯の海域の浅瀬で見られるヨウジウオの仲間で、1.5センチ~35センチに成長する。オスは腹部に育児嚢(いくじのう)と呼ばれる袋を持つ。産卵の際、メスはその袋に産卵し、オスがその卵を体内で受精させる。オスは受精卵が孵化するまで体内で持ち運び、成長した稚魚を水中に放出するのだ。
 その体型ゆえ泳ぐ能力に欠けるため、海が荒れると死ぬことも多い。1秒間に35回も背びれを動かして移動する。さらに操縦用の小さな胸びれを持つ。海草やサンゴに巻きつけることのできる長い尾で体を安定させ、小さな口で水中に漂うプランクトンや甲殻類を吸い込む。食欲旺盛で、1日に3000匹以上のアルテミアを摂取する。
 ほぼ世界中に分布する35種類のタツノオトシゴの生息数についての資料は少ない。しかし、サンゴ礁の減少や環境汚染、また、主にアジアにおける乱獲により、一部のタツノオトシゴは絶滅の危機に瀕している。

なんと、一夫一婦制で、しかもオスが卵を育てるのだそう
泳ぐことさえ大変 な種だから、メスよりもオスが担うことになったのでしょうか
また、彼らは、メスが卵を産みつける時、2匹向かい合って抱き合うように抱擁するのだそうですが、 それが、ハート型に見えるそうで、なんともロマンティックですね
さて、タツノオトシゴは、こんな特殊な戦略を取ることで、何とか生き延びてきた生物だったのですね
オスメス分化といっても、ほんとにいろんな種があるのだと驚かされました

生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。(中略)
事実、この系統の生物は雌雄の差別化をより推進してゆく方向で進化してきた。それは、雌雄が同じ役割のままでいるよりも、安定性の求められる生殖過程はメス、危険性の高い闘争過程はオスという風に役割分担を進めた方が、より種としての環境適応が高くなるからである。例えば脊椎動物の系統では、魚のメスは卵を産み落とすだけで子育てなどしないが、爬虫類になると卵を温めて孵化させる種が現れ、更に哺乳類になると胎内保育をし、その上かなり長期間子育てに携わる様になる。つまり、進化するにつれてメスの生殖負担がどんどん大きくなってゆき、そのぶん闘争負担は小さくなってゆく。他方のオスは、それにつれて生殖負担が小さくなり、そのぶん闘争負担が大きくなってゆく。
実現論前史 [3]より


生物って、とっても奥が深いですねーーー
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