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シリーズ「がんの正体に迫る」プロローグ ~21世紀はがんの世紀?

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画像はこちら [1]よりお借りしました。

 福島の原発事故により、癌、とりわけ子どもの白血病や甲状腺癌への不安が高まっています。

25年前に起きたチェルノブイリでは、人的被害が予想を上回ることが明らかになりつつあり(リンク [2])、「直ちに人体への影響は無い」と言い続けた我が国政府の見解も、20年経つうちには覆されている可能性が高いでしょう。

ところで、癌は日本人の死因の1位を占めると言われています。

それほど大きな問題にも関わらず、統合的な原因仮説も提示されず、決定的な治療法も無く、大した予防策もアピールされない

そうした状況の背後には金貸し支配の構造があり、それは社会システムの問題として解決を図っていかねばなりません。(参照 [3]

その一方、現実問題としての癌のメカニズム解明や治療or予防策の追求も欠かせません。そこで、今回のシリーズでは癌そのものにスポットライトを当て、生物史ブログならではの追求を進めていきたいと考えています。

今回の事故で放出された放射線の影響について言えば、政府の予想はおそらく過小に過ぎます。今後少なくとも数十年間、われわれ日本人は、放射線による癌のリスクと共に生きていかざるを得ないのではないでしょうか?

日本にとって21世紀は、「癌の世紀」となるのかもしれません。

では、引き続き、癌に関する投稿インデックスをご覧ください。

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