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びっくりする生物~カタツムリの適応戦略!~

とってもびっくりする生物を見つけました
その生物とは・・・
「カタツムリ」です!
身近なカタツムリですが、すごいんです
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日本に住む野生のメジロの排泄物を調査したところ、驚くほど多くの数のカタツムリ、特にノミガイの殻が、消化されないままで排出されていることが判明しました
    
       
2~2.5ミリほどしかないノミガイは、本州南部、四国、九州、沖縄などに分布し、伊豆諸島、小笠原諸島にも数多く生息しています。
     
東北大学の大学院生、和田慎一郎氏らの研究チームはこれを実験的に検証するため、捕獲したメジロに100匹以上のノミガイを与えました。また、やはりノミガイを捕食することで知られるヒヨドリを捕獲し、ノミガイ55匹をエサとして与えました。
      
その結果、両方の鳥について、与えられたノミガイのうちおよそ15%が消化器官を生きたまま通過したことが判明したそうです
中には排泄された直後に子を産んだノミガイも1個体いたとのこと
     
鳥の消化器官を通過する30分から2時間の間に、カタツムリは鳥の移動に便乗し、知らぬ間に新しいすみかに運ばれる可能性があります。
しかし、鳥の消化時間が短いので、長距離移動は難しそうですね。
      
でも、いったいどうやって生き残るのでしょうか?
      
消化液はかなり強いはずで、生き残るのはけっこう大変だと思います。
考えられるのが、冬蓋(とうがい)と呼ばれる膜状の隔壁で殻の口を閉ざして、消化液の流入を防いでいるということ。
      
誰か知っている人がいたら、教えて下さい。
      
生物って、ほんと様々な適応の仕方をしているなぁって改めて思います 😀

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