2011-05-31

癌の原因を探る~その1.癌は血液の病気?~

放射能の体内被曝経路等を追求してきましたが、体内において核分裂が起こった場合に放出される放射線は、直接的に細胞のDNAを破壊し、甲状腺癌や白血病(血液の癌)等といった癌を引き起こす原因になると言われています。
「放射性物質の内部被爆」シリーズ~放射性物質は、どのような経路で体内に取り込まれるか?

そこで、今回は改めて「癌の発生する仕組み」を探っていきたいと思います。
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少し調べてみると解るのですが、実は癌の原因は現在でも殆ど解明されていません。
癌=悪性腫瘍のできる原因は、細胞の突然変異によるもの、というレベルに留まり、治療法や治療薬は次々に開発される一方で、原因に関しては全く解明されていかないのは何故でしょう?癌治療の革新とは裏腹に、癌患者は年々増加の一途を辿っているという実情から見ても、医学会の研究方針が、根本的に間違っているとしか言いようがありません。
戦後一貫して癌患者は増加し続け、今では死亡原因の3割を占めるほどの要因となっています。しかし、ここで驚くべき事実 が浮かび上がってきました。
日本における癌治療の標準療法は、外科療法(切除)・放射線療法・抗癌剤によるものが3大療法と呼ばれています。しかし、実はこの治療法では癌は治るどころか一向に減らない、という事はこのグラフを見ても明らか。
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癌増加の一因としては、高寿命化も良く言われるのですが、高齢化による自己修復能力の衰弱が原因だとすれば、癌以外の病気も同じように増えて行くはずです。
しかし、実はアメリカの富裕層の中では、近年癌が減少傾向にあるという話が!
アメリカで癌が減っている原因

アメリカでは裕福な人と癌を良く知っている人は日本の標準治療はしないようです、そして日本食を食べているようです、肉とか乳製品はあまり食べないようです、日本は食べ物は欧米化しています。
この差で癌が減少しているようです、皮肉なもんです、そしてアメリカでは抗酸化物の野菜を大量に食べているようです、ゲルソン療法をしているようなものです。
日本の医者も自分が癌になると標準治療は一切しないで自然治癒を行う為に免疫力を高めて身体にいい健康食に切り替えるそうです、そして良くなってしまう。なぜこの療法を一般の癌患者にしないのか、この療法では抗癌剤は使わないし手術もしない放射線も使用しないでは医者は商売になりません、保険が適用にならないからです。ゲルソン療法が良いとしたら植物蛋白質で血液を良くして抗酸化物の野菜を食べれば、血液の酸化は防げます、還元水を飲むようなものです
千島学説も癌は血液の汚れから出来るフィルターの様なものといい、ガストンネサンもリンパ液が活発になれば癌は消えていくと言っています。人間が健康で生きていくためには血液が酸化しなくて良く流れれば良いようです。

なんと、私たち日本人が元々主食としていた穀物を中心とした食事こそが、癌治療に最も最適であり、食の欧米化と標準治療こそが、癌を増加させている最大原因である可能性が浮かび上がってきたのです。
千島学説というのは、今からなんと50年も前に発表された学説で、医学会ではトンデモ扱いを受け、一切受け入れられる事無く現在に至っています。この千島学説は、これまでの医学会の常識を根底から覆すような仕組みが生物実験によって実証され、当時の学会で猛反発を受けた経歴があります。
しかし、実はこの千島学説は今でも生き続けており、その論理を利用した食事療法で癌患者の8割が癌を克服された、との報告もあるのです。
ガンは食事で治す

体内を流れている血流の酸毒化、簡単な言葉で言えば「血液の汚れ」が癌の正体なのです。
この血液の汚れは、腸の中のウィルスや毒素、それにバクテリアなどが血液中に吸収されるために起こります。腸の中で異常発酵を起こしやすく、毒素やウィルスを作りやすい肉類の過剰摂取や、腸内の有用菌の欠乏などが血液を汚していく条件の一つです。

癌を消したり予防するためには、人間が本来持っている「自然治癒力」を強化し、自らの力で癌を消すことが重要です。
そのためのポイントが
①癌の原因となる食物を体の中に入れない(正食)
②血液を汚す原因となる毒素を発生させないために腸内の細菌叢を整える(整腸)
③血液をきれいにする(浄血)
④細胞を活性化させて自然治癒力を増強する(細胞復活)

病院で余命宣告され、私のクリニックに駆け込まれた患者さんの8割が、この4つのポイントを満たす「自然医食」の実践で、癌を克服し、今では元気にくらしていらっしゃいます。

この実践のベースとなった千島学説は、次の8大原理によって構成されています。

第1原理 赤血球分化説
 1932年発表 …畜産学粋
  …明文堂(赤血球は凡ての体細胞の母体である)
第2原理 組織の可逆的分化説
 1954年発表 …総合医学新書
  …医学書院(飢餓・断食時には体細胞から赤血球へ逆戻りする)
第3原理 バクテリア・ウイルスの自然発生説
 1954年発表 …岐阜大学新聞
  …(バクテリア・ウイルスは一定条件下で自然発生する)
第4原理 細胞新生説
 1950年発表 …科学
  …20巻10号(細胞は分裂増殖しない。6つの形態で新生する)
第5原理 腸造血説
 1954年発表 …骨髄造血学説の再検討
  …医学書院(骨髄造血説は誤り。造血器官は小腸の絨毛である)
第6原理 遺伝学の盲点
 1932年発表 …畜産学粋
  …明文堂(生殖細胞は赤血球から。遺伝は環境を重視)
第7原理 進化論の盲点
 1956年発表 …アカデミア
  …NO.32-34(弱肉強食思想は行き過ぎ。進化の基盤は共存共栄である)
第8原理 生命弁証法
 1959年発表 …アカデミア
  …NO.40(生命現象を正しく観察するための科学方法論

この第1原理から第7原理までの全てが、医学会における定説とは全く異なる切り口となっていますが、近年これらの理論が別の実験によって部分的にではあるが、確かめられつつあるのです。
< 千島学説に近づく現代医学 >

先日、11/8の産経新聞に「皮膚から”血液のもと” カナダの大学 iPS細胞使わず」という記事が載った。これはカナダのマクマスター大学がiPS細胞を経ずに皮膚細胞から直接血液をつくることに成功したことを報告したものであった。
優れた研究といえるが、これは当サイトでも何度も取り上げてきた千島学説を再確認しているにすぎないものともいえる。
なぜなら赤血球から各種細胞への分化、あるいは各種細胞から赤血球への逆分化は半世紀以上前に千島喜久男博士が発見、主張していたものだからである。簡単に書けば
  赤血球<-->各種の細胞となる。
 赤血球は途中白血球などを経由して肝細胞、皮膚細胞、生殖細胞、ガン細胞など様々な細胞に自由に変わっていき、また逆も可能なのである(逆は飢餓状態などで起こる)。この驚異的な事実を半世紀以上前に証明していた。それは千島学説の中の第一原理、第二原理としてつとに有名である。途中で万能細胞(iPS細胞等の)を経由するなどというそんな遠回りをせずとも、直接的に赤血球から色々な細胞に変化できるのだ。ちなみに現代医学では赤血球はいつまでも赤血球のまま!としている。
 赤血球こそ万能細胞といえる。血液の神秘にまだ現代医学は気づていない。
 これからも千島喜久男博士の研究を追確認する発見が数多くなされていくはずだが、今回のマクマスター大学の発見はその一つといえる。
 現代医学はどんどんと千島学説に近づいている。半世紀遅れで。

この状況は、福島原発における「想定外」の事実が次々と発掘されて行く過程と、なにやらダブって見えてくるのは気のせいでしょうか?
原発事故を受けて、一気に注目の的となった京大の小出裕章教授も、反原発派という理由だけで、これまで全く脚光を浴びる事の無かった人でした。つまり、原発利権が隠蔽し続けてきた事実が、メルトダウンとともに明らかになりつつある。
これは、癌の標準治療という15兆円もの莫大な利権構造による隠蔽の歴史をも同時に明らかにして行く契機となるのではないだろうか?そんな予感が沸き起こってきています。
日本は、世界でも唯一の被爆国です。その被爆国だからこそ、実証できる事実もあります。
その一例が、長崎原発での緊急治療の結果です。
放射能汚染から身を守る為の知恵~塩、味噌が身を守る!

1945年8月9日、長崎に原爆が投下された。その爆心地から、たった1.8kmのところで、当時聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士と病院関係者は全員被爆した。
博士は焼けただれて痛がる人々に、「水を飲んではいかんぞ!」と大声でどなった。おそらく直観的に、血液の濃度を保ち、血液を水でうすめることなくガードしようとしたのだろう。
さらに博士は、次のように職員に命令したという。
「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」 「放射線宿酔」と呼ばれる。レントゲンを受けたあとに起こることがある全身の倦怠や筒宇などの症状には、体験上、生理食塩水より少し多めの塩分を含んだ水を飲むとよいということをとっさに思い出し、原爆の放射能から体をガードするには、塩が有効であることを推理したのだ。「味噌汁」の具は、「かぼちゃ」であった。のちに「わかめの味噌汁」も多くとったらしい。砂糖を禁じたのは、砂糖は造血細胞に対する毒素であり、塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えるという、彼自身の食養医学によってである。 
すると、どうであろう。そのとき患者の救助にあたったスタッフらに、原爆症の症状が出なかったのである。ふつうなら、しだいに原爆症の症状が出て、進行してしまうところなのに、彼らはそれからのち、ずっと現実に生き延びているのである。

このように、放射能に対しても直接的に有効であったのが、血中濃度の維持だったのです。
原発安全神話の崩壊と共に、これまで定説とされていた学説は根底から覆されていく事が予測されます。それと同時に、これまで一蹴されてきた定説外の論理には、再注目して行く必要性が高まっています。
■まとめ
・癌の原因=突然変異の発生原因は、殆ど解っていない。
・これまでに、唯一その仮説を構築し、実証した理論が千島学説である。
・千島学説では、血液は腸で作られ、赤血球が体細胞を作るとされている。
・つまり、血液の汚れ=腸内環境の悪化が癌の原因となり、血流の悪化や低体温化した部分が癌化して行く。しかし、血流の循環を正し、体温を保てるようになれば癌は浄化される。
・腸への負担軽減と、腸内細菌の活性化を促す食事は有効。放射線被曝への効果もあり。
・千島学説に基づく食事療法などで癌を克服したとされる事例は多く見られるが、医学会からは全面的に否定されている。(認めたくない?)
現段階では、確信の持てる根拠にまではたどり着いていない為、いずれにしても今後の検証によって深めていく必要があります。
■今後の追求課題
・千島学説とは何か?現代医学との比較検証。
・血液や腸の働きと、栄養素の循環経路を押える。
・ゲルソン療法(自然食療法)ってなに?
・がん予防は放射線(内部被曝)予防にも成り得るか?自然治癒力の力に期待!

List    投稿者 kawait | 2011-05-31 | Posted in ⑤免疫機能の不思議No Comments » 

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