前回から2週間が経ってしまいました。。。。が
気持ちを改め、今回は脳のどの部分に何があるのかを見ていきながら、もう一度働きを確認して行きましょう。
まずは、こちらをご覧ください
(画像は「生体情報論 [1]」より転載)
大脳がすごく大きくて、その下には小脳。大脳に覆われた中心部分に海馬や扁桃体、視床、視床下部がありますね。では、部分別に機能なども見ながらざっとおさらいして行きましょう
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分かりやすい図もあるので、早速見ていきましょう
一番大きな大脳
■大脳(【ウィキペディア~大脳~ [5]】参照)…脳の中で一番大きな部分です。大きくは①大脳皮質②白質③大脳基底核の3つに分かれます。
①大脳皮質…大脳を覆っている厚さ1.5mm~4.0mmの薄い層の事です。知覚、随意運動、思考、推理、記憶などの高次的機能を司っています。
②白質…大脳皮質の下にある神経細胞体がなく、神経線維ばかりの部位のことです。
③大脳基底核…大脳皮質と視床、脳幹を結びつけている神経核が集まっている部分。哺乳類の大脳基底核は運動調節、認知機能、感情、動機づけや学習など様々な機能を担っています。大脳の①大脳皮質はこれから重要なので要チェック!!です。
お次は小脳
■小脳(【ウィキペディア~小脳~ [6]】参照)…重さは成人で120~140グラムで大脳の下にある部分。運動機能の中枢と言われています。歩く事や走る事など運動の統合機能ともいえるかもしれませんね。小脳が損傷すると、運動障害が起きて運動や平衡感覚に異常が発生します。
海馬
■海馬(【ウィキペディア~海馬~ [7]】参照)…記憶や空間学習能力に関わる器官です。アルツハイマー病などでは重要な部分と認識されています。ちなみにタツノオトシゴの容姿によく似ていると言われていますね。
扁桃体
■扁桃体(【ウィキペディア~扁桃体~ [8]】参照)…情動反応の処理と記憶において重要な役割を持っている器官です。海馬に近い働きですね。
視床
■視床(【ウィキペディア~視床~ [9]】参照)…間脳の一部。嗅覚を除いた視覚、聴覚、体制感覚など受けた刺激を大脳新皮質へ中継する重要な役割を担っています。
視床下部
■視床下部(【ウィキペディア~視床下部~ [10]】参照)…間脳の一部で視床の下にあります。自律機能の調節を行う総合中枢です。交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を総合的に調節している。また、体温調節中枢、下垂体ホルモンの調節中枢、浸透圧受容器などがり、摂食行動や飲水行動、性行動、睡眠などの本能行動の中枢、及び怒りや不安などの情動行動の中枢でもあります。すごく重要な部分ですよね。
どうですか?脳がイメージ出来てきましたか
ではでは、次回はついに機能局在論とは何ぞや?ということで、大脳新皮質を見ていきましょう 8)