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「別腹」って存在する!

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もうすっかり秋ですね~
秋と言えば、食欲の秋のさんぽ です。
  
女の人は、「おなかいっぱ~い 」と言いながら
「でも、デザートは別腹 」と言って、甘いもの を食べているのを、よくみかけますよね。
   
この別腹。
実際に存在するんです
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どんな仕組みになっているかというと・・・
     
お腹がいっぱいでも、脳が“おいしい食べ物 ”だと認識するとオレキシンが分泌されます。
それにより、胃や消化管の運動が活発になり、蠕動運動により胃の内容物を十二指腸へと送り出します。
そうすることで、なんと胃の上部に新しく余裕=別腹が生まれるのです
本当に、別の腹が生まれるのには、おどろきですね
  
  
特に、甘いものは、食欲を高める効果があることがわかっています。
カロリーが高いことが多く、効率的にエネルギーを摂取できると本能的にわかっているからなんでしょうか?甘いものに対して別腹が生まれやすい原因のひとつかももれないですね。
  
  
また、「甘いものは別腹」は、女の人 の方が圧倒的に多いですよね。
それにも理由があるんです
  
男女とも、甘いものを見たり食べたりすると快楽物質“βエンドルフィン”が脳内で分泌されます。
これによって『おいしい 』とか『もっと食べたい 』などの反応が出るのですが、オスよりもメスの方がβエンドルフィンに高く反応するんです
だから、男の人よりも女の人の方が『満腹でもケーキ を食べたい 』と感じるのですね。
  
βエンドルフィンって、出産時の痛みを和らげる成分です。
女性の方が「βエンドルフィン」に高く反応するのは、納得です 😀
   
みなさん、食べすぎには注意して下さいね~
  
  
参考文献
雑誌R25
http://r25.jp/ [4]
満腹になっても食べられる「別腹」の正体を知りたいhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091008-00000005-rnijugo-sci [5]

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