- 生物史から、自然の摂理を読み解く - http://www.seibutsushi.net/blog -

収束と統合、可能性収束の論理1-収束と統合とは生きているという状態そのもの

Posted By nodayuji On 2009年10月1日 @ 12:58 PM In ①進化・適応の原理 | 1 Comment

みなさんはこのブログの案内文が1月ほど前に変わったことに気が付きましたか?あらためて紹介します。

今、人類は大きな時代のうねりの中にいます。こんな時代こそ「自然の摂理」に導かれた羅針盤が必要です。素人の持つ自在性を存分に活かして、みんなで「生物史」を紐解いていきませんか。

日本では自民党が大敗北を喫し、世界では多くの国々がアメリカ一極支配の限界を指摘し始めています。しかし、新しい社会の姿はまだ見えてきません。このような先が見えないときこそ、生命の第一原理とも言うべき、「収束と統合」について学んで生きたいと思います。収束と統合について実現論では次ぎの様に説明されています。リンク [1]

生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。

1_6.jpg
この画像はこちら [2]からお借りしました

収束と統合に学ぶシリーズの第一弾は、「収束と統合とは生きているという状態そのもの」リンク [3]です。興味をもたれた方は本文に進む前に応援もお願いします。
ブログランキング・人気ブログランキングへ [4]にほんブログ村 科学ブログへ [5] [6]

収束と統合という概念は、生きているという状態そのものを表していると思う。生物一般の法則から自分自身の行動や判断まで全て包摂して説明できる。それと大きく対比される観念論がネオダーウィニズムなどの進化論だと思う。だから現実の役に立たないし実感と合わない。

ネオダーウィニズムについてはこちらを参照してください。進化論の変遷 その1 [7]進化論の変遷 その2 [8]

従来の進化論では、方向性のない無作為な突然変異と、自然選択によって適者が生存してきたとされている。しかし、ぎりぎりの外圧状況に適応する必要がある生命体が、外圧と無関係な無作為な変異のような、偶然によって生き延びてきたとは考えられない。
進化には、生命体を取り巻く外圧に規定された、ある可能性のレンジをもつ方向性があり、そこに全エネルギーを投入することによって、適応が実現されているのだと思う。まさに可能性に収束することにより統合されている。

肺魚が乾眠という仮死状態で地上の変異に耐え抜くような適応戦略を獲得したのは単なる偶然ではありません。軟骨魚類などの強力な生物が海を制圧し、生きる場を失った生き物たちは淡水、水辺、陸上へと可能性収束し、まさしく命がけで新しい環境に挑み新しい機能を獲得することで、外圧に適応することが出来ました。
%E8%82%BA%E9%AD%9A1.jpg%E8%82%BA%E9%AD%9A2.jpg
この画像はこちら [9]こちら [10]からお借りしました。

人間が行うさまざまな判断も同様である。主観的には全方位にむけて考えているように思えても、場を貫く外圧は、意識下の部分(本能・共認)も含めて捉えており、ある可能性のレンジにおのずと方向付けられている(収束している)。だから、統合されたあとで過去を振り返ると、あたかもその方法しかなかったような錯覚に陥ることがある。
このように、収束と統合とは生きているという現実そのものをあらわしているのではないかと思う。

人類の歴史の中でも、例えば18世紀イギリスから始まった産業革命と、個人主義思想の広がりは、封建時代から市場社会への可能性収束とそれによる統合の事例と見ることが出来るでしょう。
%E7%94%A3%E6%A5%AD%E9%9D%A9%E5%91%BD.jpg
この画像はこちら [11]からお借りしました。
そして、現代は市場社会が拡大限界を迎えた時代であり、産業革命の時代に匹敵する大きな変革の時代を迎えていると言えます。さらに、市場が拡大限界を迎えた原因は豊かさの実現=生存圧力の消滅です。生存圧力を克服したのは、生命誕生以来初めての出来事であり、生物史上初の大転換期を迎えているとも言えます。
このような大転換期に適応するために、生物が偶然に任せてきたとは思えませんし、少なくとも私たちが偶然に任せることが出来ないことは、誰でも理解できると思います。


Article printed from 生物史から、自然の摂理を読み解く: http://www.seibutsushi.net/blog

URL to article: http://www.seibutsushi.net/blog/2009/10/892.html

URLs in this post:

[1] リンク: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=1&t=1#01

[2] こちら: http://jitugenron.cocolog-nifty.com/blog/g/index.html

[3] リンク: http://www.rui.jp/ruinet.html?t=1200&o=10195&k=2#48679

[4] Image: http://blog.with2.net/link.php?548466

[5] Image: http://science.blogmura.com/in/073660.html

[6] Image: http://blogranking.fc2.com/in.php?id=92199

[7] 進化論の変遷 その1: http://www.biological-j.net/blog/2007/06/000223.html

[8] 進化論の変遷 その2: http://www.biological-j.net/blog/2007/07/000247.html

[9] こちら: http://photozou.jp/photo/show/140698/6384188

[10] こちら: http://www.neosys.ne.jp/neo/hg01.html

[11] こちら: http://www.ne.jp/asahi/koiwa/hakkei/sangyoukakumei.html

Copyright © 2014 生物史から、自然の摂理を読み解く. All rights reserved.