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生命誕生とヌクレオチドをめぐる追求課題

ATPclipimage0221.jpg
※ATPの構造式

1/25なんでや劇場の議論を経て、ネットサロンでは生物史仲間とともに、生命の起源に迫る勉強と追求を続けています
※ネットサロンについては、コチラ [1] 

今日は、生命誕生においてキーのひとつとなりそうな「ヌクレオチド」に着目し、疑問を出し合い、課題を設定しました

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●生命活動をエネルギーの観点から考えると、ATP/ADPが決定的に重要だが、その起源は?
●生体膜とATP/ADP⇒エネルギー産生の仕組みは?


・解糖系、クエン酸回路、電子伝達系の基本をおさえてみる。
・化学浸透圧? 細胞膜内外のイオン濃度差や電位差を利用している?

●ヌクレオチドの塩基にはA(アデニン)/G(グアニン)/C(シトシン)/T(チミン)/U(ウラシル)の種類があるが、どのような生成順序になっているのか?
●それらの生成反応には連鎖があるのか? その連関は細胞内でどのような意味を持つのか?


最終的には、ヌクレオチドの進化史上の生成過程と仕組みの仮説立てまでできればベストなのですが、一足飛びには難しいので、まず取っ掛かりの視点として・・・

①細胞内でのヌクレオチドの働きとその連関は?
(RNA、DNAの材料として以外の働きをおさえる)
・ATP/ADPは主にエネルギー産生。ほかには? 
・ほかの分子と結合して機能する役割とか?
・GTP/GDPは・・・「GTPと結合タンパク質から生命の起源を探る」 [5]
・C/T/Uは?

②原始アミノ酸orタンパク質からヌクレオチド進化のヒントが見えないか?
GADV仮説 [6]あたりから考えてみる?

③ヌクレオチドの分子構造の違いから考えてみる
・プリン体(A/G)とピリミジン体(T/C)の違い。DNAにおいてA-T、G-Cは相補的。
・ATP、GTPはともに生命前夜に存在していたはずだが、ほかは?

●細胞内のヌクレオチドの濃度はどう変化する? 細胞分裂サイクルの認識と連動しているか?

・ヌクレオチド生成のデノボ回路、サルベージ回路
・ヌクレオチド濃度はほぼ一定という説もあるが、その場合はどうやって一定に?
・また、ヌクレオチドの材料の濃度or量はどのように認識している?
・あるいは、細胞分裂サイクルの認識には、内識(細胞内の欠乏認識)、外識(細胞外の状況認識)の両方が関わっているのではないかという推測もあるが、実際は?

今日の疑問抽出はここまでですが、、、
上記の課題に関連して情報をお持ちの方は、コメントお待ちしています
調査内容、仮説は記事としてアップしていく予定ですので、お楽しみに!

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