2008-05-19

男の脳 女の脳

るいネットで男の脳、女の脳についての投稿が続いています。
未解明部分を多く孕むといわれている右脳、左脳の発達との連関についても
言及しています。
まとめて紹介しておきます。

妊娠2ヶ月までは胎児の体も脳も男女差はないと言われています。人の体も脳も初期設定は女性。Y染色体を持った男の子は男性ホルモン(テストステロン)のシャワーを妊娠期間中に浴びることにより、女の生殖器の代わりに男の生殖器が作られるようになり、同時に胎児の脳が男性型に傾き始めます。
とはいっても、「男脳」「女脳」と真っ二つに分かれるのはでなく、胎児期に男性ホルモンシャワーを多く浴びるほど男性的な脳になるといわれています。いわばひとりの人間の中に「男脳」「女脳」が同居しているのですが、男性ホルモンのシャワー量によってより男脳に傾くか女脳に傾くかという違いがでてきます。
この男性ホルモンは左脳の発達を抑える影響があり、左脳というのは言葉や計算の能力を担当している。つまり、男の子の言葉が遅いという現象は、左脳の発達の遅れの現れということになります。
では、左脳の発達を抑えられた男の子はそのまま不遇をかこつのか?「遅れ」があると違う部分を発達させるのが脳のすごいところです。男の子は左脳の発達が抑制されたおかげで、右脳を発達させるチャンスを獲得します。右脳は、空間認識能力とか図形処理能力を担当している。一般的に男性の方が「地図が読める」「幾何学が得意」「将棋が強い」等の傾向があるのはこの理由によります。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=175347
男の脳の発達過程を紹介したところで・・
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さて、左脳と右脳、このふたつを繋ぐ神経の束が「脳梁」とよばれるものです。男女の脳におけるもうひとつ大きな違いはこの「脳梁」にあります。女性の方が男性より脳梁が太い。
女脳は左右の脳が連絡をよくとりあっている、バランスのとれた脳ともいえます。対して男脳は、脳梁が細いので脳のなかで能力に偏りが見られます。また、脳の一部に損傷がおきると、一挙に言語能力が失われやすいのも男脳です(女性は脳梁が太いので脳の他の部分でカバーするのでそこまでいかない可能性が高い)。
では、脳梁の細い男脳は劣るのか?
実は、偏りが発生しやすいということは、傑出した特殊能力に恵まれるということにもなります。数学などで優れた能力を発揮するのはこの偏りによるらしい。なにかひとつの分野に傑出した能力を発揮する専門家と言われるひとが男のひとに多いのも、うなづかれるところです。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=175353

性染色体とは別に、男性ホルモンによって男脳が形成されるのはなぜなのか、ずっと抱いていた疑問が解けました。
人間の脳回路は後天的に作られるため、性染色体=本能的な差異だけでは不十分です。そこで男児に対しては、脳が外的環境に触れる時期に左脳の発達を抑えて左脳と右脳の分離を図り、より外的環境に適応した変異体を作り出しているようです。
脳の構造においても、「安定を担う女、変異を担う男」という雄雌原理が徹底されているのですね。
そう考えると、自然外圧を遮断した都市と、家庭という過保護空間の2重のシェルターが、いかに真っ当な男脳の形成を邪魔しているかがわかります。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=175987
女生徒が複数集まって、自分の方をみながらヒソヒソ話をしている。
たったそれだけのことで登校拒否に陥った男子中学生の
話が新聞に載っていました。
うーむ。
数年前に精子半減が話題なりましたが、体と脳は繋がっている。
脳の発達にも危機を感じます。
うらら

List    投稿者 trend | 2008-05-19 | Posted in 未分類 | No Comments » 

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