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マクロファージ、美容業界で大活躍!

3/20なんでや劇場に参加しました 😀

テーマは、

生物史から学ぶ自然の摂理⑧
免疫細胞誕生の秘密
~免疫細胞ができたのはなんで?~

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そこで、衝撃の事実を知りました

免疫の話で必ず登場するマクロファージ

マクロファージは、細菌、感染した細胞、ほこりなど何でも食べる大食い細胞(貪食細胞)。
赤血球や白血球の残骸、死んだ細胞なども片付けてくれる存在です。

そのマクロファージ、実は、美容業界で行われている「シミ取り」に関係しているんです!

そのマクロファージがどのように関係しているかというと・・・
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まず、シミとは真皮(皮膚の深い部分)や皮膚の表皮に、異常な色素細胞(メラニン色素)が集まったものです。
レーザー治療では、この異常な色素細胞にまずレーザー光をあてます!
なんと、レーザー光は正常な皮膚には吸収されず通り抜け、標的となる異常な色素細胞にのみ吸収するのです。
すごい
そして、を発することによって、異常な色素細胞を細かい粒子に分解しちゃうんです!
この「細かい粒子に分解」というのが、ポイント!
こうすることで、この異常な色素細胞が、マクロファージが食べられる大きさになるんです!
(マクロファージは大きすぎると食べられないんです
あとは、パクパクマクロファージちゃんに、このシミの元である異常な色素細胞を食べてもらうだけ。
すると、キレイはお肌になるわけです。
すごい、すごいです 😀
美容業界でのマクロファージの活躍は、これだけじゃないんです。
「金の糸美容術(ゴールドフィラメント)」というのを、知っていますか
これは、直径1㎜の髪の毛ほどの細さの24金(純金)の繊維を、シミやシワなど気になる部分に入れ、皮膚や筋肉細胞を活性化させ、肌そのものを若返らせる方法です。
ではでは、その仕組みを紹介します
まず、顔や首に直径1㎜の髪の毛ほどの細さの24金(純金)の繊維を埋め込みます。
金を真皮に植入するとお肌にとっては自己以外の異物とみなされ、血液中に存在し、あらゆるウイルスを食べてくれる免疫細胞・マクロファージを運ぶために毛細血管が、まず金の糸の周りに伸びてきます。
そして、マクロファージがその異物(金の糸)を取り除くために活動を繰り返します!
パクパク食べて周りお掃除を始めるわけです。
その活動で放出された物質が刺激となって、コラーゲンを増殖させます。
さらに、真皮に金の糸を入れると、金から発生するイオンによって、周辺の活動電位が高まります。
今まで自力で分解できなかった物質が、酸素合成などを助けるイオン交換によって分解されて、栄養素は細胞の中へ吸収されるという仕組みです。
そして、必要ない物は毛細血管を通して排泄されます。
こうして、新陳代謝率が上がり、健康的なお肌に甦る というわけです。
う~ん、美肌には興味ありますが、こんなことして大丈夫?って、私は思っちゃいますね。
あ、ちなみに、この金の糸美容術の費用は、その病院によって違いますが、目安としては10センチ×10センチの範囲で約30万円くらい。
ちなみに顔全体に金の糸を入れると100万円くらい!
です。
これで10年はそのままでいけるらしい。

が、私は怖くてできません!
さんぽ

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