- 生物史から、自然の摂理を読み解く - http://www.seibutsushi.net/blog -

オススメブログ紹介

こんにちは、hadouです 😀
今回は生物に関連する内容を扱われているオススメのブログをいくつか紹介したいと思います
今までも時々見ていたブログに加え、検索などで少し探してみました。是非ご覧になってみてください
その前に、いつものやつをポチっとお願いします
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ありがとうございます


■「EARTH,OCEAN,and LIFE」 [4]
ブログ村の科学ブログランキング上位のブログ。
地球史・人類史・生物史をかなり本格的に扱われていて、中身が濃いブログです。
画像も豊富で勉強になります。以前の記事 [5]でも紹介されていました。
最近の記事 [6]の一部を紹介します。

①ゴミを自然へ還元するリサイクル
江戸はゴミ処理と資源リサイクルが徹底していました。これが環境先進国江戸たるゆえんです。
当時、ロンドンのテムズ川やパリのセーヌ川が下水道から垂れ流される汚水、
工場排水で汚され、動物の死体やゴミを浮かべて悪臭を放っていた時代に、
隅田川河口では白魚漁が行われ、将軍家に献上されていました。
品川の海岸で作られる浅草海苔も諸国に江戸名産として送られていました。
東京湾に流れ込む川が養分を供給し、人々の努力によって汚染が防止されたのです。
②3R(5R)が経済活動として成立していた
修理業者、下取り・回収専門業者、貸借業者、廃棄物回収販売業者などの
専門業者の活動が産業として成立していました。これが環境先進国江戸の大きな特徴です。
③エネルギーをすべて国内調達
江戸時代はエネルギー(ほとんどは薪と木炭)と資源を、ほとんどすべて国内調達していました。
植林等を行うことによっての限られた資源と環境保全を両立させました。
そして完璧と言っていいほどのリサイクルが行われていた資源節約型の消費社会だったので
循環型社会のひとつのモデルだと言われているわけです。

懐古主義的な意味ではなく、江戸時代というのは社会のあり方を考える上で非常に参考になる文化を持っていた時代のひとつであると思います。ちょうど私たちの仲間のブログ『新しい「農」のかたち』 [7]で江戸時代についての投稿のインデックスをつくっていたので紹介します。
江戸時代って、どんな社会だったの? [8]
是非読んでみてください 😀
■「空飛ぶ教授のエコロジー日記」 [9]
人気ブログランキングの自然科学部門上位のブログ。
九州大学で教授をされている方による日常の日記や化学ニュースの分析など。
最近の記事 [10]の一部を紹介します。

[研究]ネアンデルタール人のゲノム研究
2006年11月にNatureとScienceにあいついで発表されたネアンデルタール人ゲノム配列の論文に関して再検討した論文(Inconsistencies in Neanderthal genomic DNA sequences Wall JD, Kim SK PLoS Genetics, e175.eor doi:10.1371/journal.pgen.0030175.eor)について教えていただいた。この論文によれば、ヒトとネアンデルタールの交雑を主張したGreenらのデータは、ヒトのDNAがコンタミした結果である可能性が高く、ヒトとネアンデルタールの交雑はなかったと主張したNoonanらのデータのほうが信頼がおけるという。
(中略)
ミクロセファリンのように正の淘汰を受けて増えたと考えられる遺伝子の証拠は、より信頼が置ける。この点で、現在得られている証拠から考えると、ネアンデルタールとヒトの交雑はあった可能性のほうが高いように思う。
もちろん、証拠はまだ不十分であり、結論についてはこれからの研究に待たねばならない。

ヒトとネアンデルタール人の交雑があったか否かは人類の歴史を考える上で非常に興味深いところです。はっきりとした結論はまだ先になりそうですが、引き続き注目したい研究ですね。
■「やさしいバイオテクノロジー」 [11]
その名の通り、分子生物学を解りやすく説明しているブログ。
広島大学で助教授をやられている方のブログで、授業で扱っている内容などを掲載されています。
内容は本格的で、科学者の目から、世間に溢れる「ニセ科学」を鋭く切っており、「地球温暖化」に対してもその嘘に切り込んでおられます。
最近の記事 [12]から一部を紹介します。

人間が新たに作った生態系とやらは、純粋な自然の生態系ではないのであって、人間が勝手に作った生態系であろうから、これを守ろうというのはおかしなことになります。
田園風景が減った、小川がなくなった、アメンボやメダカが減った、などといって環境が破壊されたといわれていますが、しかし、田園風景は元からあったわけではなく、あきらかに人間が作った人工環境でしょう。
その人工環境の風景がさらに人間の手により変えられていくだけであって、別段自然との関係という点から見ると問題になるとは思えません。
勝手に作ったのをまた作り替えただけであり、あるいは勝手に作ったのを必要なくなって破壊しただけであったりするわけで、守るべき自然・生態系には当てはまらないように思われます。

非常に考えさせられる視点です。環境保護を叫ぶのも必要なことであろうと思いますが、環境・自然とは何か、破壊の根本原因はどこにあるのかといった点の追求も非常に重要かつ不可欠なことであろうと思います。
■「とある昆虫研究者のメモ」 [13]
人気ブログランキングの自然科学部門1位のブログ。
昆虫関係を中心に扱い、いろんな人が書き込んでいて盛り上がっています。
最近の記事 [14]の一部を紹介します。

「Answers Research Journal」(2008.02.08)
天地創造説を支持する学者たち、論文審査のある専門誌を創刊(WIRED:http://wiredvision.jp/news/200802/2008020822.html)
論文は、「天地創造説を支持し、おのおのの分野で天地創造説研究の優れた思索を行なっている一流の研究者、科学者、および神学者の大規模なネットワーク」による審査を経ており、「科学と神学の最高水準」を満たしたものばかりだという。
ある説に関して、その説を支持する人々によってのみ査読された論文が、科学の最高水準を満たすことは少なくともあり得ないでしょう。

私もこの記事を読んで、同様の感想を持ちました。ある価値観(この場合は宗教)に基づき、それを正当化するための研究は、事実の歪曲や場合によっては捏造すらも招きかねず、それが優れた思索であるとは思えません。
■「ちいさいのに出会いました」 [15]
ブログ村の科学ブログランキング上位のブログ。
ヒドラの生態やセンチュウなど小さい生物を顕微鏡で観察しながら、なんで思考で追求している面白いブログです。画像も豊富で楽しめます。
ヒドラについての今までの考察に基づき、実験の予告 [16]をしておられました。

1. ヒドラに鰹節抽出液を与えて、様子を観察。
 (鰹節抽出液は濃くなくてよいようです。)
2. もし、鰹節抽出液に、ヒドラが良い反応をした場合、マルミジンコを鰹節抽出液で活動させてみて、その後、ヒドラに与えてみます。

一般の方でヒドラについてここまで実験している方はなかなかいないですし、すごい追求力だと思います。結果が楽しみです。
■「アイラブサイエンス」 [17]
最新の科学ニュースを取り上げながら、誰にでも解るように、なんで思考で追求しているブログ。非常にまじめに追求しておられます。
こちらも最近の記事 [18]の一部を紹介します。

人間活動で発生した大気汚染物質が毎日の天気に影響している可能性が高いことが、米航空宇宙局(NASA)の研究で明らかになった。
大気中の粒子が雨をつくる核になるため、米南東部では夏、週半ばに雨が多いという。

人間活動が気象に影響を与えている可能性が高い…驚いてしまう研究結果ですね。やろうと思えば天気などをある程度人工的に操作できるというような話もありますが、人間の都合(エゴ)で自然の摂理から逸脱していくような社会にはこれ以上なってほしくないと思います。
■「バイオの故里から」 [19]
研究者の方のブログ。最新の科学ニュースをどんどんUPしておられるので最新情報を網羅的に見ることができます。
最後に、手前味噌(?)ではありますが、仲間のブログで比較的近い分野を扱っているブログを紹介します。
■「自然の摂理から環境を考える」 [20]
人工物質が環境を破壊し、肉体をも破壊していく。原因は市場拡大。自然の摂理に立脚した社会のあり方を、みんなで考えていきましょう。
今回紹介した以外にもたくさんのブログ、HPがあると思います。今後もどんどん紹介していこうと思います。

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