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生活環~・植物編・~

Posted By yoriya On 2007年10月25日 @ 11:51 PM In ①進化・適応の原理 | No Comments

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生物の一生、ある個体が発生・成長(生長)し次の世代の個体を生じるまでをその生物の生活環(生活史)といいます。

多くの動物は有性生殖のみを行うので生活環は単純ですが、大部分の植物は生活環の中で無性生殖をする世代と有性生殖する世代を繰り返します。このため生活環は複雑になります。

このように、生活環の中で無性生殖をする世代と有性生殖をする世代が代わることを世代交代といいます。

植物の無性生殖は一般に胞子で行われ、胞子をつくり無性生殖をする個体を胞子体、配偶子をつくり有性生殖をする個体を配偶体とよびます。

胞子体の核相は複相(2n)で配偶体の核相は単相(n)です。
このように、生活環の中で核相も単相と複相が代わることもあります。これを、核相交代といいます。

植物の生活環は大きく分けて次の3種類があります。
以下に見ていきます。が、その前にポッチ とお願いします。
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■単相生物
 →植物体(n) → 雌性配偶子(n) → → 接合子(2n)
 →植物体(n) → 雄性配偶子(n) →
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← (減数分裂) ←
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■複相植物
 →  植物体(2n) → (減数分裂) → 雌性配偶子(n) → → 接合子(2n)
 →  植物体(2n) → (減数分裂) → 雄性配偶子(n) →
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 ← 
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■単複相植物
→ (減数分裂)→ → 胞子(n) → 配偶体(n) → 雌性配偶子(n) → → 接合子(2n)
 → 胞子(n) → 配偶体(n) → 雄性配偶子(n) →
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 ← 胞子体(2n) ← 
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このうち、世代交代をするのは単複相植物です。
単相植物はアオミドロ(緑藻類)などで、複相植物はミル(緑藻類)などです。
また、単複相植物は多岐にわており、アオサ(緑藻類)やコケ植物、シダ植物、裸子植物などがあります。

では、単複相植物の配偶体と胞子体はどのようになっているのでしょうか?
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地上への進出に伴い、配偶体と胞子体の大きさが顕著になっている。

つまり、単相植物から複相植物、そして単複相植物への進化や、配偶体と胞子体の大きさの進化は生殖負担という負担の大きい機能を分化することによって適応、高度化してきたと思われます。

参考サイト;藤塾生物学第14講 [5]

By 村田 頼哉


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[5] 藤塾生物学第14講: http://www.fujijuku.net/biollec/14.HTML

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