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人類は自ら免疫不全をもたらしてしまった

Posted By tsuji1 On 2007年9月29日 @ 5:36 PM In ⑤免疫機能の不思議 | No Comments

免疫力のバランスが崩れるとさまざまな弊害が起こります。例えば
・自己細胞の変質:代表的なものにガンがあります。死亡率が第一位。
・生活習慣病:代表的なものに糖尿病など。
  ↑上記の方は、免疫力を高める  ↓下記の方は、免疫力を調整する
・誤爆(自己免疫疾患):もし、味方(自分自身の細胞)を“敵”と誤認してしまったら・・・。自分自身の細胞が破壊され、慢性的な炎症を惹き起こします。不幸なことにこのような疾患に悩む方が多数おられます。
・過剰防衛(アレルギー):スギ花粉のように無害な外来異物に対して、過剰な免疫反応が生じると、不必要な炎症が惹き起こされます。

免疫プラザ [1]より
免疫不全による病気は現代病と言われています。
環境問題や共認不全によるストレスが原因と言われていますが、今週扱ってきた食生活の変化も大きな要因となっています。

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肉食や砂糖によるエネルギーや動物性たん白質の摂取が急増し、消化器官や肝臓などへの負担を増加させ、精白した米や麦を中心とした生活がビタミンやミネラルの不足をもたらしています。精白とは糖質以外のミネラルやビタミン、食物繊維ををそぎ落とし、甘みとやわらかさやもちもち感などの食感、つまり快美性の追求を優先させるべく科学技術と市場を発展させたといって良いでしょう。
私たちが豊かと感じているのは快美性だけであり、栄養的には多くのミネラル、ビタミン、食物繊維などが不足する貧しい食生活へと進んでいるようです。
実際、現代病は先進国や途上国でも裕福になると、一様に登場していることが報告されています。
また、薬の弊害も指摘されています。抗生物資や鎮痛剤など多くの薬がミネラルやビタミンの吸収を阻害し、ガンの化学療法をはじめ免疫系の対症療法も免疫の働きを低下させるだけで効果がないと言われはじめました。
1977年にアメリカ議会で深刻化する現代病の対策を検討し、報告されたマクガバンレポートでは江戸時代(元禄以前)の食生活が理想とされています。この200年間、西欧を中心に近代化が進んだように見えて、食生活は退化し、免疫不全が進行してきた時代です。

現代の科学に欠けているのは先人の教え、自然の摂理を見直し、医療や環境、食事といった個々のテーマを統合的に捉え、社会全体を構造化する思考です。同時にそれは自分のこと、身近なことにしか関心のない私たちの思考をも変える必要が求められているということです。


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[1] 免疫プラザ: http://www.menekiplaza.com/

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