るいネットに、タンパク質合成におけるRNAの「仕事」 [1]という投稿がありました。
今日はこの投稿を使って、分かり易く「RNAのたんぱく質合成(翻訳)」を説明してみます☆
タンパク質合成に関与するRNAは、
①mRNA=メッセンジャーRNA
②rRNA=リボソームの中のRNA
③tRNA=トランスファーRNA
と呼ばれる3つのRNAです。
(その他にも多様なRNAが存在しますが、今日はこの3つの役割を簡単に紹介します。)
それぞれが異なる役割を果たすのですが、
分かりやすくする為に、m君 😀 、r君 8) 、t君 と置き換えて見ます。
DNAはたんぱく質合成に必要な情報がストックされているCD-ROM みたいなものとして考えます。
タンパク質は、DNAというマニュアル を使用しながら、
m君 😀 、r君 8) 、t君 が協力する事で合成されています。
続きはクリックをしてから
[2] [3] [4]
さて、タンパク質合成の為に必要なのは、
「場所」、「マニュアル」、「材料」ですが、
これらを確保する為に先程の3人 😀 8) が協力しているのです。
まず、作る場所はr君 8) (rRNA=リボソーム)の家 です。
また、作る為には「マニュアル」が必要です。その「マニュアル」は当然CD-ROM に入っているのですがr君 8)の家にはありません 。
そこでm君 😀 (メッセンジャーRNA)がCD-ROM をコピーして持って来てくれるのです。但し、全部はコピーしきれないので必要なページだけ コピーします。
最後は、「材料」です。
マニュアルがあっても肝心の「材料」が無いとなんにも出来ません。
そこで活躍するのが材料調達上手のt君 です(トランスファーRNA)。t君 は、たんぱく質の材料である「アミノ酸」を持って来てくれます。
これで「場所」、「マニュアル」、「材料」が揃い、タンパク質を作ることが出来るです。
RNAによってたんぱく質が作られる過程(動画) [5]
[6]画像はこちらのサイトから使いました。
ありがとうございますm(_ _)m