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<導入編>原始哺乳類の誕生まで

>爬虫類と哺乳類は、両生類から分化したことになります。
というシリーズ8でのニシタニさんの記事を受けて、シリーズ9:原始哺乳類 への導入として肺魚から両生類、そして爬虫類・哺乳類への2種への分化までをここでまとめてみます 😀
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■両生類の誕生
肉食肺魚から、逃げるために陸へあがったのが始まりです。
上がって来た生き物は陸で様々な困難をのりこえるために進化・発達しました。
①重力の中で体を支えるため骨格が発達しました。ろっ骨や筋肉です。
②消費エネルギーが増えたため、心臓、血管が発達しました。
③肺呼吸と皮膚呼吸を併用しました。そのため、体がヌルヌルになります。
④敵や仲間の動きを知るために、空気の振動をキャッチできるように進化しました。聴覚と、発声機能が発達します。
⑤ですが、卵は水中に産みました。
これが『両生類』です。カエルなんて(ピョンピョン飛び跳ねるぐらい)
筋肉が発達してるのが分かりますよね
人間で言うと20mも飛んでるらしいですよ?!!
ですがこんどは、この両生類を食べる、肉食両生類が現れたのです!!!
両生類は2つの地帯に逃げました。
■両生類からの分化① 両生類から爬虫類へ
ひとつは乾燥地帯です。完全な陸地へと逃げたのです。
乾燥地帯へにげた両生類はこのような変化をしました。
○ヌルヌルしていた体が乾く→完全な肺呼吸へ→ヌルヌルな体が不用→
→硬い皮膚やウロコをもつ体に進化!!!
○卵はどうするか?→仕方なく陸に出産→卵に殻を作る!!!
こうして乾燥地帯に適応したのが『爬虫類』です!!
(参照:http://juku.rui.jp/ruijnet.html?i=200&c=400&m=22260 [1]
■両生類からの分化② 両生類から哺乳類へ
寒冷地帯へ逃げ込んだ両生類はどの様に進化したのか?!
○卵はどうする?→卵生→卵胎生→胎内保育
(このあたりは、シリーズ8でやっさんが詳しくまとめてくれています!!)
こうやって生き延びました。
ですが、更に寒冷化が進んで、更に進化しました。
○寒い→土の中へ→体が乾く→完全肺呼吸→ヌルヌル不用→乾燥した皮膚と毛皮や、皮下脂肪を手にいれたのです。
ですが、更なる寒冷化で、このようなことをしました!
○体温を保つには?→恒温(体温調節)→大量のエネルギーが必要→ムシ・ミミズをたべたん
です!ラッキーなことに土の中は食料が豊富だったのです!!!
こうして寒冷地帯に適応したのが、『哺乳類』です!!
最初の哺乳類はモグラだったのですね!
(参照:http://juku.rui.jp/ruijnet.html?i=200&c=400&m=22293 [2]
以上、原始哺乳類の誕生過程をヨッシーがお届けしました。次は、原モグラの生態に迫っていきます

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